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5歳の長男の子育てでお悩みのママへ!4歳離れた次男にいじわるする編

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見てしまうと親としてショックな「子供のいじわる」な姿。
私の育て方が悪かったのかも…
と悩んでしまう原因にもなります。

どうしていじわるな行動を取ってしまうんでしょうか?

自分が何かして、相手が泣いてしまえば
よくないことだと分かっているはず。

毎日怒ってばかりになるのはつらいですよね。

我が家の長男がいじわるなことをしていた時の
エピソードをご紹介します。
対処法の参考にしてみてください!

5歳の長男はどういう場面でいじわるをしてる?

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我が家の長男(5歳)の場合、
まず集団生活の中ではいじわるをしません。

保育園の中ではわりと気が大人しく、
みんなと仲良くしています。

たまにお友達とケンカになったりもしますが、
その時だけで、素直に謝ります。

じゃあ、いつ誰にするかっていうと
「家で弟に」なんですね。

なぜか弟にだけ、
いじわるをするんです。
私にもパパにも絶対にしないんです。

どんないじわるかというと、
邪魔だと手で追い払う、
おもちゃを横取りする、
わざとおやつを隠すなど…
いつも弟は泣いてしまいます。

園ではみんなと上手におもちゃを貸し合い、
取り合いもしてないんです。

なのでわかっていてわざと
弟から奪っているのだと思います(´・ω・`)

この野郎あんまりやると許さないわよ…(´・ω・`)
とヤキモキしだした私。

4つ歳が離れているので、
なかなか遊びが合わないこともありますが…。

言葉のかけ方もなんだか弟に手厳しいんですよ、
「あっちいけ!」とか。

さすがに「バーカ!」とかは言いませんが。
ほんとに悲しくなりますよね。
いじわるな姿って…。

しかも園の中にいる自分より年下の子には
普通に優しいのです。

弟にだけ、執拗に厳しくするところがありました。
不思議ですよね。

子育ての大変なことはすぐに答えがわからないこと

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親目線だけで言えば、誰に対してだろうと
いじわるはダメだろうと思うし、
まして子供同士のいじわるは
相手の方の親御さんにも気を使います。

けがをしたら、させてしまったらどうしようと
不安になりますよね。

子供は言葉を使って相手と
コミュニケーションをとることが
まだまだ上手じゃありません。

結局は態度や行動でそれを出しているんですね。
たとえば冗談半分のつもりで、
おもちゃを横取りしてみたら、
友達が走って追いかけてきた。

そのまま鬼ごっこになった。
楽しかった。という流れを覚えていたりします。

関わりたいと思った時、
どうするのが一番なのかは、
そこまで器用に考えることができないのです。

いじわるの背景には
「本当は仲良くしたい」という本心が
隠されていることもあるんですね。

好きな女の子にわざといじわるをする、
とよく聞くように(笑)

いじわるの裏側を汲もうとしてあげないと
だめなんですね。

我が家の長男も、
弟のことをかわいいといつも言っていました。

だったら
直接的な原因は「弟」ではないんだな、
と感じました。

もしかして寂しい?と聞いた瞬間に涙があふれた

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ずっと様子をうかがっていましたが、
なかなかのいじわるが続く日々。

これはもう、一回ガツンとたまには怒るべきか?
と考えました。

でもその前にもう少し、
本当のところを聞いてみようかなと思ったんです。

思えば、弟が生まれてから
急にお兄ちゃんになった長男。

いままで独り占めしていたはずのすべての人や物が、
急に半分ずつ。
欲しがれば弟に取られることもたくさんありました。

それは愛情も同じだと長男は感じていました。
私としては、気持ち的にどっちも可愛いですし
兄がいることで助かったこともたくさんありますので、
それを伝えてきたつもりでした。

でも伝わりきれていなかったんですね。

どこにも寂しさをぶつけることが
できないでいたことに気づかされました。

「もしかして、寂しい?」と私が優しく聞いたとき、
長男の目から大粒の涙が…。

もっと素直に気持ちを言えるような時間を
作ってあげるべきだったと反省しました。

子供と言えど、園ではよそ行きの顔をちゃんと持っています。

ルールがあって、
きちんと周囲と同じ行動を取り、仲良くして。

ぼろぼろと泣いている長男を見ていたら、
それ以上聞く必要はありませんでした。

「寂しい」がまさしく長男の大正解だったのでしょう。
つられて私も一緒に泣きました…

欲しがっているのは「自分だけの愛情」だった

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本心がわかったところで、
弟と兄に対する平等な、
いわゆる本当のことを言っても
今はだめだと思いました。

長男は次男の方が愛されていると感じていたからです。

だから、
「ママは、一番、〇〇が好きだよ!」
「頑張ってるのわかってるよ」
と繰り返し繰り返し伝えるようにしていきました。

私は嘘をつくことが嫌いですが、
初めて「嘘も方便」という言葉の意味を理解しました。

相手を思う優しい嘘もあるもんなんだ
心底思ったのです(;´・ω・)

「自分だけ」というところがポイントで、
弟を持ち出すと怒ってしまいます。

なので、長男と次男をしっかり区別し、
長男とだけできることや、長男だけとの会話、
ほんのささいなことから、
忙しく流さないでできるだけ作るようにしました。

ましてや、
男の子というのは生まれつき「競争心」が強いのです。

誰かと一緒というよりも、
「誰よりも一番」を欲しがります。

ここが男の子特有の大変さなのです。
きっと本能で勝ち負けを追うんですね。

この時の長男は、
「とにかく満足気、うれしそう」でしたよ。(笑)
単純だなあ、かわいいやつだなあと思いました。

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子育てで大事なのはいけないことの境界線を曖昧にしない叱り方

寂しさに気が付いて、わかり、理解をしましたが、
じゃあ、そんな気持ちなんだったら…
と何もかも許せばいいってものじゃないです。

そう思って接してしまうと、
変な話、調子に乗ってしまいます( ;∀;)

「いじわる」と「子供の気持ち」は別物です。

あくまでもいじわるすることはいけない事。

寂しさやいじけた気持ちを
そんな風に表現することを
やめて欲しかったのです。

どこか気持ちの中で
(やりたい気持ちもわかるけど)と思いながら、
「それはやり方がよくない。いじわるになってるよ」
はっきり叱っていました。

そこで
「今、聞いて欲しいことがあるなら言ってごらん」
優しく誘導(笑)

正直な言葉を引き出していかないと、
また繰り返すんですよね。

子供はとっても記憶力がいいので、
叱られた時の親の顔や言葉をちゃんと覚えています。

「この間もお話ししたよ」と言うと
必ず覚えていました。

ここでまた意地になって逃げられたり、
怒ったりもされますが、
「いじわるはしないでね」というのは
頑として譲りませんでした(笑)

そうすると、だんだんわかってくるんですね。
「どれだけだだっこをしても、
いじわるは、怒られるんだ、だめなんだ」と。

大切なのは焦らない事です。
すぐに結果を求めないで、
やり方を明確に決めたら
それを親としてぶらさないように、
一本の筋は持ち続けることです。

子供も学習能力がしっかりあります。
自分で学ぶのを待ってあげたいですね。

まとめ

1.いじわるをしている場面をよく観察する

2.コミュニケーションが不器用なら、
  わかりやすい言葉で教えてあげても〇

3.兄弟の場合、上の子は過敏になっている時がある

4.いじわるの裏側にある本心を見つめてあげる

5.親は気持ちに流されないで
  「いけないこと」はいけないことで通す

誰もしたいと思っていじわるをしてる子供は
いないですよね。
「怒られる」ことがわかっているはずですから。

それでもやめないのは、
怒られてでもママ・パパに
気づいてほしいメッセージがあるのです。

いじわるの背景にある心を見てあげましょう。

忙しい日々の中、
完全に子供の心を汲み取るのは難しいですが、
いじわるしないでも子供が、
別の形で気持ちを表現できるようにしてあげたいですね。

一緒にがんばりましょう!

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