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子育てにおける躾に繋がる叱り方とは?子供は親の姿を反映してる!?

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子供達を毎日、叱っていますか?
それとも怒っていますか?

ある専門家は、‘叱る’というのは
躾の一環で、厳しい言葉や態度で
子供に接してよりよい方法を教示すること

だといいます。

だとしたらわたしがしているのは
必ずしも‘叱る’ではないのかな?
と考えさせられたことがありました。

ちょっと!なにやってんの!
危ないからやめて!

と怒鳴って子供が手にしていたはさみをとりあげる。

小さい子供はママがおこった、
なにかいけないことをしたらしい
というのはわかるでしょう。

ですが、なにが危なかったのか、
何をやめてほしかったのか
わからなかったかもしれない。

だから次回もおなじことをする。

しなくなった場合、
それは単にママに怒られてこわかったから。

当然すぎることで、
自分自身もおぼえがあることなのに
日々余裕がなくて子供の目線になることを忘れると
ついついこんなふうに怒ってしまうのです。

ちなみに‘怒る’とは
単に自分の怒りの感情を外にむけること。

それが躾につながるかどうかは
意図されていません。

今回はわたしが長女の育児をとおして
‘怒る’と‘叱る’のちがいを認識し、
自分なりに躾につながる叱り方を
実践した経緯をご紹介します。

子育てのイライラが止まらない為に怒ってしまい自己嫌悪

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わたしはもともとすぐカッとなる性質です。

子供とのことを例にとれば、
たとえば子供が油性マジックを手に持っていただけで、

「どこから持ってきたの!やめて!!」

とさけんでしまう人です。

反射的に声を荒げてしまうのです。
心に余裕がないとなおさら。

そのかわり冷めるのも早いです。
だからすぐ反省します。

子供といればそれは思い通りにいかない事が多いですから
特に長男が歩き出して目が離せなくなったころは
一日中声を荒げていました。

子育て、家事に翻弄されて、
これ以上仕事をふやしてほしくないのが本音で
いつもピリピリしていました。

怒ってしまった後は
後悔することが多かったです。

今思えば後悔するときって
実は子供に罪はないとわかっているのに
怒ってしまったときなんですね。

たとえば朝食後ジャムのびんをしまい忘れ、
家事に没頭してしまい
長女がびんを床に落として
割ってしまったことがありました。

それも出かける直前という最悪のタイミングで。

子供にしてみれば手の届くところにジャムがあれば
それは手にとりますよね。
食べたいですから。

しまい忘れたわたしが悪いんです。

でもカチャンという音を聞いた瞬間爆発して、

「なにやってるの!どうして触るのよ!」

と怒ってしまいました。

そして泣いているわが子をみて反省と自己嫌悪。
しょっちゅう似たようなことのくり返しでした。

子育て中にイライラして怒鳴る私の口真似をする長女

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そんなときもうすぐ4才になろうという長女をみていて
気づいたこと。

それは弟を怒る時に
わたしとまったく同じしゃべり方で。

○○くん!
どうしていま片付けたばっかりなのにまた出すの!
もうしないでよ!!
わかった!??

と、力の限り叫ぶ長女。

周囲にも娘ちゃんはげしくなってきたね、
と言われて、これはいけないと猛反省しました。

自分の子供への影響力をはじめて認識し、
ほんとうに恥ずかしく、
娘に申し訳なく思いました。

‘怒る’という行為とその影響は親が思っている以上のもの

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‘怒る’という行為を分析して
それが子供に与える影響について
考えてからというもの、
感情にまかせて爆発することが減りました。

‘怒る’のは、
自分の怒りや不満という感情ををぶちまけて
子供を怖がらせ、思い通りにしよう
という無意識のあらわれ。

そしてちょっと言い過ぎたかな、
でも躾のためだし、と正当化する。

これはある子育て本からの引用です。

その通りだと思いませんか?

子供を思い通りにしようなんて思ってない、
とわたしは最初否定的でしたが
自分の怒ってしまったときの状況や行動を振り返って、
自分にもその心理があったと認めました。

そして子供は
親のやることを思った以上にみていますよね。

危険なのは
思い通りにしたいとおもったら、
思いっきりどなればいのね、
ママがしてるみたいに。

と娘が学習して日々活用してしまうこと。

もっと危険なのは‘怒る’行為を続けることによって
子供が自分自身を否定してしまうこと。

自分のためにママは怒ってるんだ、
と思わせない怒り方をしてしまうことです。

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子育てでイライラしないで叱るを実践する方法

とはいっても、
もともとの性格による差はあるでしょうが、
聖母マリア様のようにいつも穏やかで、
なんて非現実的な話しです。

自分が怒ってしまっていたことの深層心理を認め、
子供に与える影響を知ってから
カッとなったときにワンクッションを
おけるようにはなりました。

とはいえ、やはり行き場の無い怒りを
いつも抑えているのは不自然だし、
ストレスがたまります。

結局あたる場所を無意識に探して、
たいていの標的は夫になるので気の毒です(苦笑

わたしが行きついた結論はこれ。


カッとなったら一瞬目をつぶって
怒りの感情をぶちまけるのをストップ。

かわいい子供たちのために自分を
コントロールすることを学習する


それでも怒ってしまったら、
できるだけはやく怒った事についてあやまる。

どうして怒ったのか、
次回からどうしてほしいのか伝える

常にこのようにすることを心がけました。

心がけて実践した結果は?

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先日、長女が長男にこういっていました。

○○くん、おねえちゃんの積み木邪魔しないで。
どうしてかわかる?

せっかく高く積み上げたのにこわされたら悲しいから。

○○くんも自分のもの壊されたらどう思う?
しないでね。

結局2度、3度と積み木を壊され
最後には弟をどなりつけていましたが(笑

長女をとても誇らしく思い、
おもいっきりほめてあげました。

子供ってほんとうに親をよくみてますね。
親が変われば、その親を見て子供も変わっていくものだ
と実感しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

どうしてもイライラしたり
つい怒ってしまう気持ちは非常にわかります。

でも、その姿を子供は常に見ています。
そして真似をして、間違った学習をしたりします。

子供と一緒に親も成長をしていきながら
正しく叱るようにしていきましょう。

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