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利用すれば手間激減のマイナポータルとは?主な機能や運用開始時期は?

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施行されてから1年が経過したもので、

個人的には便利になったと

感じることがあまりなかったマイナンバー制度。


私は1回だけマイナンバーを利用しましたが、
便利なものというよりは
事務手続きに必要という感じでした。

ですが、今後
このマイナンバーを利用した
便利なサービスが開始予定です。

それが「マイナポータル」ですが、
あまりテレビニュースなどでも扱われないので
詳しく知らない方が多いでしょう

そこで今回は
マイナポータルについて説明いたします。

マイナポータルの主な機能は?何が出来るようになるの?

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マイナポータルは、
マイナンバーをより便利に使うための
政府が行うオンラインサービスのことです。

以前はマイ・ポータル制度と呼ばれていましたが、
2015年度からマイナポータルという名称になりました。

具体的にはネットワークシステムを通じて行われた
住民情報のやり取りの記録を確認できたり、

役所が保管している自分の特定個人情報やお知らせの確認

地方公共団体子育てに関するサービスを調べたり
サービスへのオンライン申請もできます。

ネットバンキングやクレジットカードでの
公金決済が可能になります。

子育てサービスについては、
特に「子育てワンストップサービス」と呼ばれています。

マイナポータルによって
どのようなメリットが生まれるかというと、

これまでは年金では基礎年金番号
納税では納税システムe-Taxのアカウントというように、
行政サービスに対していくつものアカウントを
保有する必要があり、非常に面倒でした。

そこにマイナポータルを導入することにより
すべてのサービスを1つのアカウントに集約することができ、
様々な手続きを簡単に行うことが
出来るようになります。

しかも、
今までは役所に出向いて手続きをする必要があったものが
自宅にあるインターネットに接続できるパソコンで
できるようになります。

ですので、
平日の昼間は仕事で忙しくて
なかなか役所に行けないという方でも
種々の申請が楽になります。

そして、マイナポータルの大きな目玉が
「子育てワンストップサービス」です。

今は子どもがいなくても
将来的には重要となってきます。

どのようなサービスかというと、
自分に合った子育てサービスを検索したり、
児童手当や保育園などの申込み、
予防接種や検診のスケジュール管理と通知
可能になるサービスです。

他のサービスとの決定的な違いは、
フリーワードだけではなく
居住地域や家族構成、年齢などで検索ができる
ということです。

子育てサービスについては
役所のホームページやもらえる冊子で
調べることもできますが、
イマイチわかりづらいですよね。

しかも、役所のチラシや広報誌を
チェックしていないとわからないものもあります。

そのような情報を自分の条件に当てはめて検索できる
というのは非常に便利な機能になります。

また、保育園の申込みなどは
仕事の忙しい時期と被ると
ついつい先延ばしにしてしまいがちです。

共働きであったりするとなおさらですよね。

しかも子どもの面倒を見ながらとなると
さらに役所に行きづらくなります。

マイナポータルが導入されると
これらの手続きをオンラインで済ませることができ、
さらに期限が近づくと通知してくれます。

忘れっぽい人にとっても役立つものになります。

子育てにおいて欠かせないものの中には
予防接種と健診があります。

予防接種は10種類以上ありますし、
ワクチンによっては複数回
接種しなければならないものもあります。

保健所などから予防接種のスケジュールをもらいますが、
いちいち紙を見てそろそろだなとやるとなると
気が滅入ってきます。

これに対してマイナポータルでは
乳幼児健診のスケジュールと合わせて管理することができ、
さらに期限が近づくとプッシュ通知も届けられるので、
忘れることもなくなります。

このように社会人にとって
非常に便利なマイナポータルなのです。

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マイナポータルはいつから運用開始?

マイナポータル自体は
平成29年1月から運用が開始される予定でしたが、
平成29年の3月に本稼働予定が
同年10月ころに延期されることが
総務省および内閣府から発表されました。

その理由として
総務相はユーザーにさらに利便性の高いサービスを
提供するためとしています。

また、マイナポータルの利用に関して、
WindowsMacへ向けたアプリが
それぞれ同年10月ころ、
平成29年4月以降にリリースされる予定です。

基本的にはこのアプリとICカードリーダー、
マイナンバーカードを用意すると
マイナポータルを利用できることになります。

また、本来はマイナポータルがある程度認知、
利用されるようになってから
リリース予定だったスマートフォン版アプリを前倒しにして
パソコン版と同時リリースするべく開発が開始されました。

当初の予定からは遅れてしまいますが、
平成29年内にはマイナポータルを利用
できるようになることになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

マイナポータルは非常に便利なサービスになります。

セキュリティ面に関しても
マイナンバーカードに搭載されている
ICチップによる公的個人認証が採用される予定で、
なりすましなどによる被害を予防するとしています。

マイナポータルの利用開始は少し先になるので、
設備を整えておくと良いでしょう。

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