子育てで兄弟げんかにお悩みのママへ!幼稚園児の男の子の賢い接し方!
我が家の子供達は普段とても仲が良くて
一緒に遊んでいる時間が長いです。
そして、一緒に遊んでいる時間に比例して
ケンカも多いです・・・(汗)
自分の要求が通らなくて大声で泣いたり、
悔しくて手が出てしまったり。
毎回ハラハラしてしまいます。
できればケンカしないで
仲良く遊んでほしいのですが、
まだまだ子供は自分が基準ですし。
言葉も気持ちに追いついていないから
ちょっとしたことでも
ケンカになってしまうんですよね。
放っておいたら怪我をしてしまうかもしれないし
自分たちだけで解決するのはまだまだ難しそう。
そもそも、その能力があったら
そんなにしょっちゅう
ケンカにならないですよね(笑)
子供のケンカに親がどの辺まで干渉するのかも
難しいところ・・・
今回は、幼稚園の先生の意見を聞いて
自分なりに考えたケンカとの関わり方を
ご紹介します。
幼稚園の先生の考えは「基本は見守る」
ケンカに付き合うことが
最近ストレスになってきて
ふと、みんなはどうしているのかな?
と気になりました。
幼稚園のママさんたちに話を聞いて見たところ
「自分も悩んでる・・・」という方が大半でした。
「うちは(ケンカを)勝手にやらせておく」
という方もいらっしゃいました。
なるほどそういうのもアリですね!
子供達は自分たちで加減を学んでいく、
というスタンスですね。
ただ、やはりまだ幼稚園くらいだと
自分の気持ちをうまく伝えられないし
トラブルを解決する力もまだないのでは?
その力を、子供自身でつけていかせる
ということなのですが、
少し大人の手助けがいるのではないかな?
と私は思いました。
幼稚園の先生にも園児同士の
ケンカの対応について聞いてみたところ
基本は「見守ってあげる」そうです。
そばで見守って
お互いの気持ちを汲み取ってあげて
表現するのを手伝ってあげたり、
仲直りができるように導いてあげる。
先生たちはそんなふうに関わっていました。
理想的な姿だな〜と思いました。
それから、ケンカは
「成長のための大切な機会」なので
無理に止めようとはしないそうです。
そうだよな〜
お友達が相手だったりすると、ついつい
「うまくやってくれ〜、仲良くしてくれ〜」
と思ってしまうんですが
まだそこの段階までいってないんですよね。
子供達はケンカをして
自分たちの感情の出し方を
勉強している最中なんですよね。
少しケンカへの見方が変わりました。
先生たちはやっぱりさすがですね〜。
親の気持ちを繰り返し伝える
とは言っても毎回付き合ってあげて
しかも毎回同じような内容だったりすると
「おいおい・・・」とイライラしたりもしますよね。
そういう場合はそのまま
自分の気持ちを伝えることにしてみました。
「お母さん、二人がケンカばかりだと嫌だよ。
びっくりするし、心配だよ。
怒らないで、話し合いで解決してね。」
怒って感情的になってしまうと
(なってしまうこともありますが)
子供の気持ちを押さえつけてしまうかもしれないので
なるべく冷静に伝えます。
我が家では、
・暴力はしないこと
・物にあたらないこと
・泣きわめかないこと
・言葉にして気持ちを話すこと
は毎回伝えています。
なので見ていてケンカの内容が
「お互い様だな」と感じるときは
「叩かないよ!きちんと話し合いなさい!」
と一言だけで怒ることもあります。
親にも感情があるので、
何度も同じことを繰り返されて
イライラしても、それはしょうがないと思います。
子供も、ケンカにならないように
自分の感情を相手に伝える練習を
しなければならないので
そういう怒り方はアリなんじゃないかな〜
と私は思います。
子供と同じで、
親も感情の出し方の練習ですね・・・(汗)
ケンカに関わるのが面倒だからと放っておくと
力で自分の意見を通すことや
ズルをすることを覚えてしまうかもしれません。
「叩いちゃダメでしょ!なんでそんなことするのよ!!」
という怒り方だと、
「怒られたくない」
という想いから
自分の感情を出さずに我慢してしまったり
逆に自分の気持ちをわかってもらえなかったという想いから
感情が爆発しやすくなってしまうかもしれません。
仲良くしてほしい。
自分の気持ちも相手の気持ちも大事にしてほしい。
あくまでも子供をより良い方に導こうとする
親の姿勢は大切です。
もう何度も伝えたことだから
ダラダラ付き合う気は無いけれど
言いたいことは同じだからね、
ということですね。
普段から親の想いを伝えるようにしていると
幼稚園生くらいでも
ちゃんとこのくらいは理解してくれます。
親だって自分の気持ちを子供に伝えて良いのです。
やり続けた結果は?
毎回ちゃんと見守る。
してはいけないことを明確にする。
どうしたら良いか教えてあげる・・・
自分の気持ちを自分できちんと理解して相手に伝えたり
逆に、相手の気持ちを聞いてわかってあげる
そんな意思疎通のための練習をさせる。
まずはこれを根気よくケンカのたびに付き合って
続けることが大事です。
その上で、同じような内容のケンカを繰り返している場合には
本人たちに解決させてみるのも良いでしょう。
それも練習なのかなと思います。
それをしてきてから、
親の一言で冷静になり、
そのあと本人たちで話し合って
解決することも増えてきました。
一度声をかけたケンカには
解決後にも声をかけるようにしています。
「仲直りできたの?悪いと思ったことは謝れた?」
と聞いてみます。
やはり相手を傷つけてしまった場合などには
きちんと謝らなくてはならないと思うからです。
子供達も「あ、そうだった。」
「さっきはごめんね。」と仲直りしています。
闇雲に衝突を恐れるのではなく
ケンカにならないように
相手のことも考えながら自分の気持ちを伝えられる、
トラブルになってしまっても解決できる、
そんな能力を身につけていってほしいと願っています。
なので、ケンカは
「子供のコミュニケーション能力をつけるための訓練」
と割り切ることでうまく付き合っていけたら
と考えています。
まとめ
そのうち、あっという間に
子供も大きくなってしまい
ケンカも自然としなくなるんでしょうね・・・。
短い間の、でもとても大切な時間なんだな〜と思います。
お互い根気よく頑張りましょう!