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経験してわかった絶対失敗しない小児科の選び方!良い医者の選び方!

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子供が5歳、6歳くらいになるまでは
何度も小児科に足を運びますよね。

子供が体調不良の時、ママの気持ちもしんどいものです。
そこで病院が冷たいと余計に悲しい思いをします。

私が今までにいろいろな小児科を見て、
実際に試してみて自分なりに分かった
小児科選びのコツをご紹介いたします。

まずは受付の人の対応の良さ

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まずはこれです。

受付というと、直接診断とは関係ありませんが…

受付の人はまず親が対面する、
病院の「入口」です。

若いとかおばさまとかは無関係で、
電話の対応ひとつでも、
その病院のあたたかさが出るものです。

やはり日頃から心ある病院の受付の方は、
言葉も物腰がやわらかく、丁寧です。

いかにも

「ああ、はいはい、今忙しいんで
ちょっと待ってください」

という感じの対応より

 

「そうですか、そうなんですね、わかりました。
でも今はちょっと立て込んでいるので、
少ししてからもう一度かけていただけますか?
確認しておきますね~」

という対応の方が、
あきらかに会話のキャッチボールが
できていると思うのです。

で、実際に会ってみると
やはり後者の方が断然、優しく丁寧でした。

この受付の方なんですが、
本当に色々な人がいますし、
でも雇っているのはやはり
その病院の院長です。

なので、
冷たい感じでもいいと判断していない病院は、
受付も大事にするはずです。

意外とこの受付の対応から
「この病院なんとなく嫌だな」
と思うママは多いんじゃないかと。

こういう話はよく子供のいる友達とも話します。
「受付って大切よね…」
「序盤で心折れるよね」と。

それにわが子が病気になっているときは、
ママも気持ちがやられているんです。

やっぱり優しいおだやかな対応を
してもらえるとありがたいし、ほっとしますよね。

病院内の雰囲気と遊び心を見よう

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実際行ってみないとわからないことではあるんですが、
小児科は院内の雰囲気がよく出ます。

体調が悪い、病院が怖いなどで
泣いている子もたくさんいる中、
看護婦さんの表情はどうか。

子供と話すとき、中腰になったりしゃがんで
目線を合わせてくれる看護婦さんはいるかどうか。

やたらと泣き叫んでいたり、
病院から逃げ出そうとしている子はいないか?
などですね。

遊び心っていうのは、
細かいところに現れるのが小児科なんですよね。

たとえばトイレ。

トイレの手洗い用の泡ポンプひとつも
カワイイものになっていたり、
ところどころにイラストが貼ってあったり…。

長くいる場所じゃないトイレにも
そんな遊び心を出している小児科は本当にいいです。

「少しでも子供の恐怖心を紛らわせてあげよう」
とする思いやりが見えますよね。

今、数年にわたり私の息子を
見てもらっているかかりつけの先生は、
診察の時たまに、変な
おもしろい鼻メガネをかけていたりします(笑)

最初は驚きましたが、
子供たちの抵抗を軽減するための
パフォーマンスなんだそうです(笑)

もちろん処置の時や、内診の時はかけていませんよ。

こんな先生は稀かもしれませんが、
とても楽しく愛のある先生で、
信頼しています。

他にも診察してもらった翌日に、
院長本人が電話をかけてきてくださいます。

「調子は悪化していませんか?どうですか?」
と聞くためです。

こんな先生もいるんだなあ~と、
毎回感心というと偉そうですが、そう思います。

総合病院ではなく、
よくある個人院の院長先生です。

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小児科を混むか混まないかだけで判断しないで

子供を小児科に連れていくとき、
本当に疲れるのが「混んでいるとき」ですよね。

しょうがないことなのですが、
体調の悪い子供はとにかくいつにもまして、
間が持たず待てば待つほど嫌がるので、
この待ち時間がかなりママにとって負担が大きいことなのです。

あんまりがらっがらに空いた小児科もないと思いますが(笑)

ですが、いい病院というのは基本的に
とてつもなく混んでいるのが普通です。

親としてはだんだんしんどくなって
「ここはいいんだけどいつもとにかく遅いんだよな…」
「病院変えてみようかな…」
なんて思ってしまうこともあります。

でも対応がひとりひとりに対して丁寧だから、
時間がかかるのですよ。

いい先生、いい病院は
なんなら午後の最後の最後まで混んでいます。

その代わり、とても親身になってくれますし、
なんでもかんでも「風邪でしょう」で
済ませたりしません。

それだけ人が集まる価値のある病院だと思って、
めげずに選んであげてほしいです。

医学と親心は別物なんです!

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ではこのへんで私が実際に
嫌な印象を受けた病院でのお話を…(笑)

この時、当時1歳半だった長男が熱を出して、
咳と下痢がととにかくひどく、
病院に連れて行った時の話です。

一度目は「嘔吐下痢風邪」と診断され、
咳止めのシロップと整腸薬が出ました。

この時、腸の中の細菌の検査をしたのですが、
子供をとにかく押さえつけ
網でしばったうえで処置するんです。

網の中に入れる必要なんてありませんし、
他の小児科でも網の中にいれるところは、
この病院しか経験がありません。
(漁じゃないんだから…)

そのあと、
帰ってから咳は治まり、熱も下がったものの、
一週間たっても2週間たっても
全然下痢が治らない息子。

整腸薬なんて全然効きません、
むしろひどくなっていきました。

食欲もなくなり、一日を通して
ほとんど水分ばかりの生活になり、
2週間を過ぎてまた熱が…。

たまりかねてもう一度病院に行きました。

先生は、
「うーん。なんだろうね。
たぶん風邪だと思うけどね」
と一言…。

たぶん?思うけどね?
…私の方がうーんです。

そこを明確にしてもらいたいから、
来ているのです。

そして

「本当にしたたり落ちるような
水の下痢が止まりません。
水分しか取れないので心配なんです、

また熱も出てきたしこのまま
時間が解決してくれると思っても
大丈夫なんでしょうか?」

と聞いたところ、鼻でくすっと笑い

「ああ~あのね~。よく痩せちゃいませんかとか、
食べられないんですという親がいますけどね~

そんなのでどうってことないですから!
痩せるかもしれませんけど仕方ないことなんで、
医学的にもそうですから食べなくても
脱水さえ気をつければいいんですから!」

と言われました。

そりゃ、そうかもしれませんけども、
親は医学で子育てしてないんです、と思いました。

医学的には「しかたない」のかもしれませんし、
こちらとしても命の危惧をしてるわけではありません。

子供が弱っていく姿を見るのがつらく、
痩せていくのがつらいから、ただひとこと
その道のプロの方に「大丈夫ですよ^^」
と言ってもらいたいのが
親心というものなんですよね…。

治りが遅いとかの問題ではなく、
子供がなんでこんな状態なのか、
素人なので聞きたいだけなんですよ。

安心して看病したいだけなのです(涙)
そんな淡々としなくても…ねえ?( ;∀;)

言い方もとってもぶっきらぼうで冷たく、
もう病院を変えようとこの時に決めました。

総じてやはり
「子供を見る先生が怖い、冷たい」
というのはいかがなものかと私は思います。

なにより子供がかわいそうですよね。
息子もずっと泣きじゃくっていました…。

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お薬の処方量も大切

あくまでも個人的に思う事ですが、
今のおもしろ先生は、
やたらに薬を処方しない方針です。

病院によって違いますが、中には
「とりあえず風邪薬、熱さましの座薬、
抗生物質、整腸薬、咳止め」
みたいなぽんぽんお薬を
処方してくださるお医者さんもいます。

でもそのパターンでは薬が多すぎて
逆に、食欲が落ちたり吐いたり、
座薬で熱が下がっても一時的です。

今の小児科では
「この今の病状では、抗生物質は意味ないからね。
出さないでおくね」
と説明してくれたり

体質を詳しく聞いたうえで
一番いい処方を考えてくださいます。

変な話、診察料もぼったくりません。
本当に必要な分だけの量を的確に、
子供の体に負担が少ないようちゃんと考えて、
親にもしっかりと話してくださいますし。

薬があればいいってもんじゃないんだな
というのは、この先生が教えてくれました。

「熱も咳も鼻水も下痢も、
悪いものを出そうとする体の反応だから、
無理に止めると悪化する時もある」

ということをとことん一生懸命に説明してくれて
なんともあたたかい先生です。

個人個人の子供の体質をちゃんと聞いてくれず、
とにかく薬の量が多い小児科はおススメしません。

まとめ

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いろいろ書きましたが、
小児科は本当に当たりはずれというか、
よし悪しが分かれます。

嫌な病院に当たると、
余計に精神的にこたえてしまい、
子供にとっても恐怖でしかないでしょう。

よくよく観察してみると
その小児科の良さはある程度分かるものです。

ポイントはいかに子供の立場にたって、
「子供たちの体、気持ちを思う」思いやりが
見えるかどうかです。

私は嫌だと思ったら病院を変えることは
親として正しい選択だと思っています。

でも「自分にとっては、この病院・先生は合わないな」
という考え方をなるべくするようにしています。

子育てと小児科は切り離すことが出来ませんので、
ぜひ冷静に観察する癖をつけてもらえればと思います♪

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