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内閣支持率がおかしいと感じる方へ!各社で異なるからくりや嘘は?

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内閣の支持率がおかしいと感じる人が増えています。
特に森友 学園問題がマスコミで騒がれるようになった頃
からでしょうか。

自分達の実感と、支持率に乖離を感じる人が
増えているようです。


ここでは、内閣支持率がおかしいと感じる方向けに、
各社で異なるからくりや嘘について解説します。

内閣支持率がマスコミ各社で異なるのはおかしい!?その原因は?

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内閣支持率がマスコミ各社で異なるのは何故なのか?
それには、いくつかの原因が考えられます。

原因は、大きく2つ考えられます。

報道機関の幹部が国に懐柔されて故意に支持率を上げてる可能性

そもそもマスコミが行う世論調査について、
独立した機関が調査しているわけではありません。

テレビ局は、公共の財産である電波を
総務省の認可を得て特権的に
利用させてもらっているわけであり、
電波利用権を巡り、国と対立もするし、
懐柔もされうるわけです。

つまり、どうしても、信用性・中立性は
政府・マスコミの良心に
委ねるしかない部分があるわけです。


古賀茂明氏の著書「日本中枢の狂諜」を読むと、

安倍晋三首相が各メディアに
世論調査の質問方法を指導している

ということが指摘されています。


実際、報道機関関係者が安倍晋三首相と
仲良く会食をしていたり、

報道機関関係者の女性たちが
安倍晋三首相の誕生日にプレゼントを渡す様子などが
報道されており、懐柔されている可能性は
ゼロとは言えないでしょう。


また、twitterでは、世論調査を受けた側からも、
支持率の捻じ曲げが行われていることを
疑わせる意見が見られます。

世論調査の電話が2、3分のアンケート
ということでかかってきたにも関わらず、
1問目の内閣を支持するかどうかの質問で、

「支持しない」と回答したところ、
「最後まで調査にご協力いただきありがとうございました」

と、1問だけで打ち切られた、
という内容のもので、
同様な証言内容のツイートがいくつかあります。

このように、我々国民の見えないところで、
良心を踏みにじる不正行為が行われている可能性は
否定できません。

各報道機関によって調査の仕方にクセがあるため

例えば、日経新聞世論調査では、
支持率・不支持率が共に高めに算出され、
「分からない」と回答する人の割合が
低い傾向があります。

これは、内閣を支持するかどうかの設問に
回答しなかった人に
「お気持ちに近いのはどちらですか」
と重ね聞きをしているためです。


選択肢も、調査結果に影響が出ます。

日経新聞は2択で調査します。

対して毎日新聞は「関心がない」
という第三の選択肢を用意しています。

このことにより、
支持・不支持をはっきり表明する人の割合が
低めに出ます。

調査方法も各社で異なります。

日経新聞は携帯電話も含め
すべての電話からランダムに
調査対象を選ぶ方法を取りますが、
固定電話しか対象にしていない会社もあります。

共同通信は電話ではなく
面接によって調査を行なっています。

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インターネット調査で報道機関と差異が出る原因は?

インターネット調査と新聞社などの
報道機関が行う世論調査で差異が出る原因について
考えてみましょう。

インターネット調査の大手である、
日経クイックVoteの内閣支持率が、
今年5月に26.7%まで減少しました。

現役の野党議員も、
これが国民の本当の声だと
騒ぎ立てたことがありました。

このような極めて低い数字が出た原因は
なんなのでしょうか。


大きく2点考えられます。

回答者層の偏り

大手新聞社等が世論調査を行う場合は、
主に、RDD方式という
電話調査の方法を用います。

RDDとはRandom Digit Dialingの略です。

これは、コンピューターによる乱数計算を元にして、
電話番号を発生させ、ランダムにかけるものです。

対して、日経クイックVoteでは、
提示されたトピックをクリックして回答を始める、
という仕組みです。

トピックというのは例えば、

森友学園の国有地取得、真相をどう解明?」

加計学園問題につき、説明に納得ができますか」

といったものです。

このようなトピックに食いつきそうなのは、
政治に批判的な層ですね。

つまり、そのような人たちが回答する割合が
高くなりやすい仕組みになっているのです。

設問の並ぶ順序の違い

先に申し上げたRDD方式による
世論調査の場合は、まず一番初めに、
現内閣を支持するかどうかが尋ねられます。

対して、トピックに関する様々な設問に答えた後、
一番最後に内閣の支持・不支持を聞くのが、
日経クイックVoteの仕組みになっています。

この方法では回答者が前の設問の内容に
引きずられやすいため、
支持率が低めに出たとも考えられます。

内閣支持率が嘘か真実か正しく判断するためには?

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これまでみてきたような問題があるため、
内閣支持率を正確に読み解くのは
なかなか難しいものがあります。

それでも正しく判断するために、
機関ごとの調査結果の時系列の変化に
注目するようにしましょう。

一つのデータや一つの調査結果だけで判断するのではなく、
複数の調査結果を時系列に見ることによって
支持率の動向について広い視野で判断できます。

新聞社でも複数の調査結果を確認し、
インターネットでも複数の調査結果を確認する。

それを時間とともに追いかけると、
支持率の動きを見ることが出来て
どの程度の割合がおおまかに知ることが出来ます。

支持率が低めに出ているところと
支持率が高めに出ているところ、
それら全てを見て、平均的に見るとよいでしょう。

まとめ

以上のように、
内閣支持率には嘘があるのかないのか、
言い換えると人為的操作がされているかどうか、
については、そうかもしれないし、
そうでないかもしれないとしか言えません。

仮に操作されていたとして、
それが最近始まったことなのか、
昔からの慣習なのかもはっきりとはわかりません。


我々国民に重要なのは、
嘘をつかないようにマスコミ・国を
しっかり監視し続けること。

そして、限られた情報の中でも、
自分の意見に都合のいい部分だけを拾い読みせず、
幾つかの情報源を比較して、
正しく判断していくことではないでしょうか。

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