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インフルエンザ予防のフルミストは3歳児にもOK?効果や副作用は?

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これからの時期脅威の感染 症と
言えばインフルエンザ。

 

特に、小さなお子様を
お持ちのお母さんからすると
楽観できません。

 

大人でもインフルエンザの感染で
高熱により重症化する恐れもあり、
小さなお子様ならなおさら注意が
必要になります。

 

できればインフルエンザに感染しないに
こしたことはありません。

 

そこで、インフルエンザの予防接種を
お子様に受けさせるお母さんは多いですが、
一方で注射嫌いのお子様も多いのが現実です。

 

予防接種以外の方法として、
「フルミスト」が注目されています。

 

しかし、
まだまだ一般的に十分な知名度がないため、
不安に思う方も多い方法なので、

 

フルミストについて
そもそもどういったものなのか、
3歳児でも可能なのか、
気になる料金や副作用などについても
徹底して解説していきます。

 

ぜひインフルエンザ予防の参考にしてください。

インフルエンザ予防のフルミストはどういうもの?料金は?

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ひと昔前までは
インフルエンザの予防と言えば
注射による予防接種が一般的でした。

 

しかし、注射をせずに
インフルエンザ予防をできるフルミストが
ここ数年利用者が増加しています。

 

そもそもインフルエンザ予防のフルミストとは
どういったものなのかをご紹介していきます。

 

一般的なインフルエンザのワクチンは
ご存知の通り注射型なのに対して、
フルミストは「液体型」のワクチンです。

 

日本では知名度がそれほど高くはないのですが、
アメリカやヨーロッパでは
注射型の予防接種よりも
主流のインフルエンザ予防なのです。

 

アメリカで認可されたのが2003年ですから、
15年以上の使用実績があります。

 

どのようにワクチンを接種するかというと、
液体型のワクチンをミスト(霧状)にして
鼻の中に直接ふりかけることで、
摂取することができます。

 

痛みがないので、
小さなお子様も嫌がらずに
受けることができるという
大きい特徴があります。

 

しかも、注射型の予防接種では
13歳未満は2回必要なのに対して、
フルミストは一度摂取するだけで
免疫力も十分つくのでOKなのです。

 

ただし、
インフルエンザワクチンを接種したことのない
2~8歳のお子様の場合は1度でなく
1~2か月間隔を空けて
再度摂取する必要があります。

 

まだインフルエンザに対する免疫がないことが
理由です。

 

こういった注射の予防接種との違いに関しては
注意が必要です。

 

そして、何より気になることがフルミストが
本当に予防効果があるのかということ
ではないでしょうか?

 

結論からお伝えすると、
しっかりとインフルエンザを
予防する効果が見込まれます。

 

予防接種として注射型にしても
フルミストにしても
ワクチンを接種するわけですが、
そのワクチンにも種類があります。

 

「不活性化ワクチン」と「生ワクチン」です。

 

現在日本で認可されているワクチンは
「不活性化ワクチン」であり、
従来の注射型の予防接種です。

 

特徴としてはウイルスや細菌を殺すことで
毒性をなくすことです。

 

それに対して生ワクチンは予防の方法自体が
違います。

 

生ワクチンとは、
生きた細菌の毒性を弱めて摂取し、
免疫をつけるものです。

 

その恩恵としては、
従来の注射型のワクチンが
有効期限が5か月と短いのに対し、
フルミストで摂取した場合は
1年と効果も長続きすることが見込まれます。

 

そして、さらに発症効果をさげる要因が
あります。

 

それは、インフルエンザウイルスは主に
鼻腔から体内に侵入します。

 

その鼻腔に直接噴射する方法ですので、
免疫をつけることができるため
発症リスクを低下させることが
期待できるのです。

 

しかし、
現在まだ日本では認可されていない
という実情があります。

 

そのような事情から
医師が個人輸入して提供する
という方法となります。

 

そのため取り扱いしている病院はまだまだ少なく
完全予約制で受け付けをしている病院が
ほとんどです。

 

シーズンになると予約が多く予想されることから、
希望される方は早めにお近くの医療機関
取り扱いがあるかを調べたうえで、
予約しておくと良いでしょう。

 

そして、気になるフルミストの料金ですが、
認可されていないことから保険がきかず、
完全自己負担ということになります。

 

ですので料金も一律ということはなく、
各病院によっても異なります。

 

平均すると6500円~10000円程度で
一度受けることが可能です。

 

しかし、
現在日本国内で認可されているワクチンも
高齢者の方以外は健康保険がきかないため
全額自己負担です。

 

料金は年齢によって変わります。

 

生後6か月~13歳未満であれば
6000円~7000円
二回接種を受けることができます。

 

若干従来の注射型のほうがお安くなる
というのが一般的ですが、
そこまで大きな料金の違いはありません。

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インフルエンザ予防のフルミストは3歳児にOK?効果や副作用は?

インフルエンザ予防のフルミストについて
どういったものなのか
だいぶご理解いただけたかと思います。

 

3歳児にもOKかどうかというと、OKです。

対象年齢は2歳~49歳まで

 

逆に50歳を超えてしまうと
フルミストでの接種はできなくなります。

 

発売の当初は対象年齢が15歳以上から
となっていましたが、
摂取によるインフルエンザの
予防実績も増えたため、
年齢が引き下げられました。

 

ですので3歳児であれば
受けることができるため、
乳幼児の摂取が増加傾向にあります。

 

気になる副作用ですが、
不活性化ワクチン(注射型)に比べて、
風邪のような症状が出やすくなっています。

 

しかし、重度の副作用が出るという例は
ほとんどありません。

 

副作用でそれだけ風邪の症状がでてしまっては
全然意味がありませんよね。

 

ただ、発生の頻度は非常に低いですが、
他のワクチンと同様で
アナフィラキー・ショックなどの
重篤な副作用が起こることもあります。

 

しっかりと医師とも相談の上
接種することが必須です。

 

まとめ

インフルエンザ予防のフルミストについて
ご紹介しました。

 

注射嫌いなお子様にとっては
夢のような予防方法ですよね。

 

しかし、アメリカでは
昨年フルミストの予防接種が
従来の不活性型ワクチン(注射型)の
予防接種より予防効果が低かった
というデータがでました。

 

そのため、
今年はフルミストによる予防接種は推奨しないと
米国疾病管理センターより発表されました。

 

そのことから、日本にも影響があり、
例年フルミストによる予防接種を
実施していた病院が
今年は中止するというケースも増えています。

 

なにより健康第一ですから、
安易に新しいやり方に飛びつかず
かかりつけの医師に相談して
専門家の意見を聞き判断することがベストです。

 

無事にインフルエンザ流行の季節を乗り越えらえるよう、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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