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社会人なら知らなきゃ赤っ恥!?女性宮家はどんな問題があるの?

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多くの時事的ニュースを知っているのは
社会人としてとても大切です。

いつ話しを振られるとも分かりませんし、
何も知識がないより
少しでもあったほうが
話も合わせやすいですよね。

今回は今話題の「女性宮家」について、
お伝えしていきます!

女性宮家の話が出てきた背景とは?

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そもそも「女性宮家」という言葉ですが
あまり聞き慣れない方もいることでしょう。

女性宮家とは、
皇族に属している女性皇族が当主の宮家のことをいいます。

また、宮家とは、
宮号を賜った皇族の一家を指す言葉です。

かなり噛み砕いて言うならば、
天皇から称号を貰っている皇族
ということになりますね。

しかし現在までに、
女性が独立し当主として宮家を営むことは
制度により認められていません。

 

そのため、宮家は男性皇族が創設したものしか
日本にはありませんし、
存在しないものになっているんです。

2011年の時点で
皇室は天皇陛下と22人の皇族で構成されていて、
その内の男性皇族はたったの7人しかいませんでした。

7人の中で4人は
すでに60歳を超えている年齢。

そう考えると長く動ける人数は
3人しかいない状況です。

しかも男性皇族を除く15人は女性で、
うち8人は未婚の女性。

さらに8人の女性皇族のうち6人は成人を迎え、
いつ結婚をして皇族の身分を離れても
おかしくない状況だったのです。

かといって結婚しなければいい
という話ではないので、
いつかは皇族の人数減少により
皇族全体の活動や皇位継承
手が回らなくなる日が訪れるのは
誰もが予想できることでしょう。

要は意地を張って男性皇族しか認めなかった影響で、
皇族という存在自体の維持ができなくなる可能性が
高すぎて困っている、
こういうことになります。

ならさっさと認めてしまえばいいじゃないか、
そう考えてしまいますが、日本人というのは
「きまり」や「ルール」というものを守ることが
当たり前の文化を持っていますよね。

トイレはきれいに使う、
これだって誰かが決めた法律ではないのに
みなさん無意識にそう思っています。

例に出した状況はまた今の状態とは違いますが、
日本人には「無意識の刷り込み」が
強い傾向にあるのです。

なので「これまで男性皇族だけ」
という根強い思想の変更を、
誰もがストンと受け入れるものではないと
分かっています。

つまり、可決しても
「決まりました、では変えます」
とスムーズに移行できません。

女性宮家が可決したことで準備の段階、
話しを進められる段階にはきましたが、
まだまだ話し合いでメリット・デメリットを
確かめなければいけない、
それが現在の状況になっています。

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女性の宮家の創設にどんな問題があるの?

メリット・デメリットと上でご紹介しましたが、
今度はその内容を詳しくご紹介していきます。

メリットは上でも少し触れていますが、
『皇族の活動の負担軽減』
1番のメリットであり、目的になります。

本来10人で対応する仕事なのに
2人で間に合わせろ、
こんな状態が今の皇族が置かれている状況です。

この手一杯な状況を、
指定する条件をゆるめることで
少しでも人手不足を解消していこうとしているのが
女性宮家の創設なのです。

ではなぜデメリットがあるのか、
これもやはり上の見出しで触れていたように、
「それが伝統」と古い考えを捨てきれない、
柔軟な考え方ができない人が多いのが
問題になるからです。

男系継承(男性だけOKという思想)だけを
守っていきたいと思う人も
少なくないので、意見の衝突は当然出てきます。

みなさんが知るように、
すでに他の議題でも各党は意見のぶつけ合い、
もはやケンカのような言い合いが行われているのを
中継やネットニュース、報道で知っているはずです。

今でも大荒れな話し合いなのに油を注いでしまい、
収集がつかなくなると誰もが予想できますよね。

話し合いが進まなければ
女性宮家の創設」どころではありませんし、
国民からは「またサボっている」と
各党への不満ばかりが集まっていくのです。

日本に住む人全体が
女性宮家を認める雰囲気が出てくるまで、
時間がかかるのでデメリットとされているのが
正直な話です。

とはいえ、
「じゃあのんびり話し合いをしましょう」
なんてやっていたら60歳の男性皇族が
どんどん年齢を重ねてしまい
皇族の活動に参加すらできなくなる可能性だって
出てきます。

賛成派・反対派が双方の落とし所を見つけなければ
この問題はなかなか難しいテーマだといえますね。

まとめ

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皇族の話となると
どうにも話しが難しくなりがちになります。

この見出しで上に書いてきた内容を
すんなりと分かりやすくまとめるとするならば、
このようになりますね。

バイトの募集のような
イメージで読んでみて下さい。

「現場で人が足りない」

「じゃあ人を増やそう」

「でもこの仕事は男性しか
やらせない決まりだから
どうにか今の人数でやりつつ
人が現れるのを待とう」

「いつか人数が増えるさ」

「5年経ったけど人が増えない」

「そろそろ年齢的に動けないぞ」

「もう限界だ、助けてくれ」

上司(国)「:でも男性しか…」

「仕事回らないんだよ!!」

という本当に人手不足の
バイト現場のような状態です。

確かに伝統を守るのは大切ですが
現場を知らない上司が
現場を知ったかぶりして語ってしまうのは
さすがに怒りたくなりますよね。

このまま放置すると
皇室の消滅にもなりかねません。

いかがでしたか?

言葉が聞き慣れないもの
ばかりだったかもしれませんが
人手不足で悩むバイトと似たような話だと思えば
女性宮家についても案外難しくない話題ですよね。

今後もニュースなどで
女性宮家」についての話題が出てきたとき、
この記事を思い出して
ぜひ簡単に考えてみて下さい。

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