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人事部がSNSで本名をチェックするって本当!?その背景と対策は?

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近年、SNSが普及してきているため、
その影響が就職活動にも及んでいます。

企業側が公式アカウントを作成し、
そこから情報を発信するという形も。

学生はそこにアクセスをすることになるのですが、
人事部が学生のSNSをチェックするという話が
ちまたで聞かれています。

そこで今回は人事部が
SNSでチェックしていることについて
その対策とともに紹介していきましょう。

人事部がSNSで本名をチェックするって話はどこから出た?

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人事部がSNSをチェックしているというのは
もはや現代の就職活動において
常識のようになってきていますが、

実際にSNSで本名をチェックしているケースは
いつからあるのでしょうか。

米国で人事担当者に対し
SNSを使ってエントリー者の情報を
収集したことがあるか
というアンケートが行われました。

実に20%を超える割合で
SNSが活用されていた
ということが判明しました。

この調査行われたのは2008年ですので、
現在ではこの数字は
もっと大きくなっているでしょう。

日本においては2015年
同様の調査を行った結果
検索エンジンで本名を検索したり
SNSをチェックしたりしている採用担当者が
50%にのぼりました。

このように、SNSのチェックは
人事部にとってある種の
「やらなければいけないことの一つ」
になりつつあります。

SNSに本名で登録していないのもマズイ」という噂も!?

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2017年の新卒採用情報が解禁されるくらいの時期に、
ある投稿がSNSで話題となりました。

その内容は

「エントリーしてきた学生の名前をSNSで検索した時に
アカウントなどが何も出てこないと
逆に不信感を持つ」

というものです。

この発言をしたのは
とある企業の人事担当のでした。

これを受けSNSでは
「理不尽な時代だ」
などという反響がありました。

そもそも2000年台に情報教育を受けた学生たちは
「インターネットを実名でやり取りしてはいけない」
というネットリテラシーを教わっています。

実名でやっていた場合
SNSでの炎上が起こった時に
様々な障害が発生するためです。

しかし、現状はFacebookツイッターなど
実名でのやり取りがいわば「普通」
なっています。

その感覚から、採用担当者の中には

SNSはやっていても構わないが、
実名でやっていないということは
アカウントを見られるとマズいということだ」

と判断する方もいるのでしょう。

その結果として前述した投稿がなされた
と考えることができます。

こうなると一体何が正しいの?
と言いたくもなりますね。

SNSをやっていることが普通だから
SNSをやっていない=普通じゃない人」
というレッテルを張られてしまうのは
とても残念ですよね。

SNSをやってるから優秀で
SNSをやってないから仕事が出来ない」

な~んてアホな基準なんか
あるわけないんですけどね。

これからSNSを利用する上で注意すべき事は?

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さて、SNSでは「炎上」というものが
見られることがあります。

多くの方が知っていることとは思いますが、
簡単に説明させてもらうと

一般的な常識からかけはなれた行動や言動、
多くの人から反感を買うような投稿をした際に
批判や誹謗中傷が殺到する事態のことをいいます。

有名なところでは

アルバイトをしている最中
アイスクリームの冷凍棚に入って
涼んでいる様子を投稿した事件が
話題になりました。

これを避けるためには
投稿の前に一度深呼吸をして

「この内容は世界に向けて発信するのに
ふさわしくない内容ではないだろうか」

と確認することが重要です。

SNSをやっているとフォローリフォロー
という関係が形成されることが多く、

どうしても自分の投稿を
よく見てくれる人に向けての発信だと
思い込みがちです。

しかし、SNSに投稿する情報の多くは
世界中からアクセスできます。

近年では承認欲求を満たすために
わざと炎上行為を発信するものも
見受けられますが(苦笑

自分ではそんな意図がなくとも
炎上行為と受け取られることもあるので
注意しましょう。

企業への就職を考えている皆さんに対して
SNSの利用を控えるべきとは思いません。


ただ、健全な投稿を心がけることを
おすすめいたします。

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自分が人事部だったらSN Sで応募者の本名でチェックする?

従来はエントリーシートや履歴書のみから
応募者の情報を得ていました。

インターネットが普及した今、
提出書類には現れてこない情報が
得やすくなっています。

この手を人事部が利用しないはずがありません。

私自身も同じ立場であれば
SNSで応募者をチェックするでしょう。

とりあえずは本名で検索をかけてみますが、
引っかかってこない場合は
大学名や学部名で検索をかけ、
同期同学科の投稿から
応募者の情報が得られないかと試行錯誤します。

こうすることで
応募者本人がSNSをやっていない、
あるいは投稿の公開範囲を
「許可した人だけ」にしている場合でも
少ないながら情報を
手に入れられる可能性が出てきます。

そこで万が一ですが、
倫理や道徳に反することを
武勇伝のように載せているのであれば
大きなマイナスポイントとして
みなします。

もしかしたら、少しストーカーまがいのように
感じる方もいるかもしれません。

ですが、採用担当者にとっては
いずれ同じ会社に勤める
いわば未来の同僚になる相手です。

会社で働いたことがある人からすると
これくらい慎重になってしまうのも当然
と考える人もいます。

おそらく、自分がそこまでする気がなくとも
会社(上司)から

「それだけきちんと情報収集をして
優秀な学生を採用しなさい」

という業務命令を受けるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はSNSに対する人事部の反応を紹介しました。

このご時世SNSをやっていないのはどうなんだ、
ということでしたが、
もちろん興味のない人もいますし、
それだけで不採用にされるのも
おかしな話ですよね。

あまり気にする必要はないでしょうが、
アカウントを作成するくらいは
やってみてもいいでしょう。

また、本名で運営するアカウントと、
ハンドルネームで運営するアカウント(通称裏アカウント)を
分けておくのも対策の一つになります。

ただ、ちょっと手間で面倒くさいですね。

筆者が就職活動していた頃は
SNSなんてなかったので、
その頃と比較すると
随分と時代とともに変化していると感じます。

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