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フェイクニュース拡散であなたも加害者!?その意味や日本での対策は?

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フェイクニュースと言う言葉を知っていますか?

最近ではアメリカ大統領選や熊本地震の時に
話題になっていました。

近年問題となっているフェイクニュースですが、
実際のところどのような理由によって
問題視されているのでしょうか。

昨今のインターネット時代を生きていく上で
必ず考えなければいけないものです。

今回はフェイクニュースにスポットを当て、
どのようなものか、自分でできる対策は何か
紹介いたします。

そもそも、フェイクニュースの意味は?

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フェイクというのは英語で、
つづりはfakeになります。

意味としては「嘘の」とか「偽りの」
というものです。

フェイクニュースとは
「嘘のニュース」ということになります。

海外ではイギリスのヨーロッパ連合離脱のときや
アメリカ大統領選挙などのときに
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で
フェイクニュースが拡散され、混乱を招きました。

悲しいことですが、
日本でもフェイクニュースが流され、
逮捕者が出ています。

フェイクニュースが広まってしまう背景として、
SNS、インターネットの普及があります。

インターネット上で色々なサイトを見ていると
脇の方に様々な広告がリンクされていますよね。

あれはサイトの管理者が意図して載せているもので、
広告主から広告料として金銭を受け取ることで
収益を得ているのです。

これ自体はなんの違法性もなく、
広告は見られるだけでもお金がもらえたり、
広告がクリックされてそこから何かを購入したら
大きな金額がもらえたりします。

アフィリエイトとも呼ばれていますね。

Googleも参加しているもので
なかなかメジャーなお小遣い稼ぎになります。

ですが、この広告料が欲しいがために
インパクトのある記事を投稿する必要が出てきます。

そこでターゲットにされるのが
フェイクニュースです。

フェイクニュースは嘘の情報なので、
いくらでもインパクトのある見出しを
作ることができます。

フェイクニュースにつられてサイトを訪問し、
ついでに広告を見せることで
多額の広告料を受け取ることができる
という寸法です。

また、SNSにおいては承認欲求から
ありもしないことを拡散させ、
それがまとめサイトなどに取り上げられ
さらに広まってしまう悪循環になっています。

海外の例では選挙に絡んだものが多く、
国政を自分の支持するように動かそう
というフェイクニュースもあります。

このように、フェイクニュースは
現代において決して無くなることのないものなので、
自分で見分ける力をつけることが重要です。

SNSで拡散したフェイクニュースの具体例は?

 

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前項で紹介した日本でのフェイクニュースの例を
詳しく説明します。

熊本地震平成28年の4月に発生した、
最大震度7地震です。
まだ記憶にあたらしい方も多いでしょう。

この地震が起こった後、SNS上で
地震によって動物園のライオンが逃げ出した」
という情報が拡散されました。

地震で皆が動揺している中で
不安を煽るような内容であったので、
動物園の近くの住民やSNSで見かけただけの方も
何かあってはいけないと拡散に協力しました。

このような善意で拡散する方もいれば、
対岸の火事のように
深く考えずに拡散した方もいました。

このフェイクニュースを発信した男性は
最終的に「偽計業務妨害罪」として逮捕されました。

嘘の情報を流すことで
当該動物園の業務を妨害したという疑いです。

このように日本でも
フェイクニュースが拡散されてしまった事件があります。

フェイクニュースを見分ける為に今から自分で出来る対策は?

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フェイクニュースは根拠となる記述を見つけることで
見分けられる可能性がグンと上がります。

よく考えずに拡散してしまう人の多くは
見出しのインパクトだけで
拡散してしまう傾向にあります。

記事の全文をよく呼んでみると
見出しが非常にひねくれたまとめ方をしていたり、
誤解を招くようなものであるということに
気づくことが多いです。

見出しだけを見て拡散することはせずに、
中身をしっかり読んでから
判断するようにしましょう。

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フェイクニュース対策に日本でファクトチェック団体が設立!

フェイクニュースは世界的な問題となっていて、
日本では
「ファクトチェック・イニシアティブ・ジャパン」(FIJ)が
発足されました。

FIJは大学教授やメディア関係者が核となって構成されており、
ガイドラインやファクトチェックの対象となるような
情報のデータベース化を目指すとしています。

ニュースサイトやSNSなどの情報を
機械的に分析、判断し、最終的に人力による
ファクトチェックにつなげるものだということです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

フェイクニュースは
拡散されること自体が目的となっている場合もあり、
その真偽は自分で判断する必要があります。

海外など離れたところでの出来事は調べることが難しいですが、
複数のメディアの情報を統合して捉えることが重要です。

最近ではテレビでもSNSのフェイクニュースを
報道してしまうこともあるので、
どんな情報であれ少しも疑わないというのは
避けたほうが良いでしょう。

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