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地元民が紹介するねぶた祭りの日程や場所や由来は?2017年版

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青森を代表するお祭りとして1980年に
国から認定を受けた、
征夷大将軍坂上田村麻呂に起源を持つ
歴史ある火祭がねぶた祭りです。

「ねぶた」と呼ばれる大型の人形を載せた山車と
その周囲で縦横無尽に跳ね回るハネト、
そしてねぶた囃子の体を揺らす演奏が特徴です。

年々認知度は上昇してきており、
毎年非常に多くの観光客が訪れます。

ですので、今回はの日程や楽しみ方、
おすすめの観覧スポットに焦点を当てて
ねぶた祭をご紹介いたします。

ねぶた祭りの日程は?2017年

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青森ねぶたは曜日にかかわらず
毎年8月2日から7日の6日間開催されます。

また、前夜祭が1日に行われます。

2日と3日子どもねぶた大型ねぶた
4~6日大型ねぶたのみ、
7日昼間に大型ねぶたの運行、
夜にねぶたの海上運行青森花火大会が同時に行われます。

また、パイプ等で組まれた
観覧席から観覧するためには申し込みが必要です。
10名以上の団体観覧席は4月中旬から募集が開始されています。

2017年は5月末の時点で
5日がキャンセル待ち、
4日と7日が残席わずか、
その他が残席あり
という状態になっていますので、
募集が始まったら早めに申込なさるのが良いでしょう。

個人観覧席は9名以下での申し込みが必要で、
こちらは6月下旬から募集が開始されます。

実際の祭りは
2日~6日19時10分から21時まで運行され、
7日13時から15時まで市内を運行した後、
青森港で19時10分から海上運行および花火大会が行われます。

ねぶた祭りのコースや会場へのアクセスは?

ねぶたの運行コースは
主に青森駅から伸びる新町通りと国道4号にて運行され、
この2本の道路をつなぐ八甲通りと平和公園通りと合わせて
四角形のコースを右回りに進みます。

 


会場へは
青森自動車道青森中央ICから車でおよそ15分になります。

車で来られる方が利用する駐車場として
・新町2丁目にある青森県営駐車場
・長島1丁目の青森県営柳町駐車場
・古川1丁目の中央古川駐車場
など、コースに沿って
10以上の駐車場(いずれも有料)があります。

 


交通規制
8月2日~6日は18時30分から21時30分頃、
7日は12時50分頃~15時頃
です。

運行コースに交通規制がかかるので、
車でお越しの際はこの時間よりも早く到着する必要があります。

また、サンロード青森には
無料で臨時の駐車場が設置されますが、
ねぶた会場へは少し距離があるので、
車を置いてからバスなどを利用することになります。

 


電車でお越しの際
多くの方が東北新幹線で来られ、新青森駅で下車し、
奥羽本線への乗り換えをすることになります。

ここで一つ注意していいただきたいのは、
逆の進行方向(弘前行)の電車に乗ってしまわないことです。

駅や電車内のアナウンスでも流れますが、
必ず「青森方面」の電車に乗るようにしましょう。

新青森駅からはおよそ6分で終点の青森駅に到着いたします。

また、会場周辺の宿泊施設が満室で
少し離れたところに宿をとらざるを得ない方も
毎年いらっしゃいます。

この時に電車を利用する方も多いですが、
青森市外の地区からもねぶたを見に来る地元民がいて
祭りの前後は非常に混雑します。


しかも、終電車の時間
奥羽本線弘前行が23時38分、
津軽線蟹田行が22時10分、
青い森鉄道浅虫行が22時56分

と都内と比べてやや早いので注意が必要です。

ねぶた祭りの楽しみ方は?

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さて、熱気あふれるねぶた祭りですが、
大きく2つの楽しみ方があります。

1つめはねぶた祭「ハネト」として参加することです。

ハネトとはねぶたの山車に続いて
ラッセラー」の掛け声とともに
跳ね回る人たちのことです。

ハネトのルールとしては、
周囲に迷惑をかけないこと、
正装での参加、
運行中の飛び入り参加をしない
などがありますが、いずれも
一般的な常識の範囲内で理解できるものになります。

ただ一つ注意していただきたいのは
「正装での参加」で、ねぶたの参加者を見ていると
黒い衣装を身にまとっている人たちがいます。

彼らは「カラスハネト」と呼ばれ、
取り締まりの対象となっています。

周囲への迷惑をかけていると思われないよう必ず
正装にて参加するようにしましょう。

衣装は一式揃えると1万円ほどしてしまいますが、
レンタルしているものは4千円弱ですので
こちらを利用する方法もあります。

正装では足元は足袋に草履となっていますが、
私の経験上必ずといっていいほど
指に血豆ができてしまうので
運動靴を履くことをおすすめします。

また、途中の飛び入りは禁止ということですので、
運行開始の30分前までに
適当な団体の待機場所に集合しましょう。

この時の団体は基本的に正装であれば
観光客でもどの団体でも
紛れ込んでよいことになっています。

もう1つの楽しみ方は
ねぶたの行列の外から観覧することです。

落ち着いて色々なねぶたを見ることが出来るので
こちらもおすすめです。

特に6日はねぶたの様々な賞が発表され、
その年で優れたものが
わかりやすくなっているので
写真を撮ったりできるのが魅力です。

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おすすめ観覧スポット

ハネトとして参加する際には
どの団体でも潜り込むことができますが、
観覧する場合には場所取りが重要になってきます。

ねぶた祭は期間中に
青森市民(30万人弱)の10倍以上である
330万人の動員があるので、
混雑必至なのです。

そこで、確実に場所取りをするために
前日から待機していいかというと、
ねぶたの運行コースは
国道を含む市民の生活の動線を利用しているので
そんなことをしてしまっては
市民の迷惑になってしまいます。

場所取りが可能になるのは
交通規制がかかる18時以降になります。

おすすめの場所ですが、
基本的に有料観覧席はお金を
取られるだけあって非常に見やすいです。

最もねぶたの迫力を楽しむことが出来るのは
国道から「柳町通」にかけての道ですが、
人気のあまり場所取りも非常に厳しいです。

それに対して新町通は国道に比べて道幅が狭く、
さらに前の日にはアーケードもあるので雨よけに良いです。

いずれにしてもルートの角付近は人が溜まりやすく、
観客の数が多くなっていますので
ねぶたを見るには多少の混雑を
我慢する必要があります。

私個人の体験からお話すると
国道4号沿いの青森裁判所付近
比較的人が少ない傾向にあります。

まとめ

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観光客の皆さんに向けて
ねぶた観光のポイントを
いくつかご紹介いたしましたが、
いかがでしたでしょうか。

本文中では紹介しませんでしたが、
5月下旬から駅近くの青い海公園に
白いねぶた小屋がいくつも建てられ、
中でその年のねぶたが作成されています。

こちらでは運が良ければ
どのようにねぶたができていくかを
見ることができます。

非常に混雑するねぶた祭ですが、
きちんと準備して観覧することで
ゆっくりと祭を楽しむことができます。

また、宿泊施設の確保について
お話しませんでしたが、
祭り期間中は大変混み合うので
早めの予約をおすすめします。

この記事を読まれた方が
青森ねぶた祭を楽しんでくださり、
何度も足を運んでくださることを願っております。

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