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朝食抜きは健康に良いの悪いかズバリ回答!メリットデメリットとは?

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近年、忙しさの余り
朝食を抜いてしまう会社員が増えています。

確かに夜遅くまで仕事をして、
次の日も朝早く出勤するとなると
朝食を食べている暇がありませんよね。

そのような方の中には
朝食を抜くことが健康によいのか、
それとも悪いのか心配になっておられる方が
多く見受けられます。

そこで今回は朝食をとらないことが
健康にどのような影響を与えるか、
そのメリットとデメリット、
さらに朝食をとらない場合ととる場合の
注意するべきポイントについて紹介いたします。

朝食を抜きにするメリットとデメリットとは?

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さて、
まずは朝食をとらないことによるメリット
ご紹介します。

本来、食べ物を摂取して吸収された栄養分(主に糖分)は
酸素とともに細胞でエネルギーに変えられます。

このエネルギーのことを
ATP(アデノシン三リン酸)といいます。

そして、この糖分と酸素を
エネルギーに変える働きをしているのが
細胞の中にあるミトコンドリアという
小さな器官になります。

これが朝食を抜くこととどのような関係があるかというと、
空腹状態が続くとミトコンドリアは増殖を始めるのです。

エネルギー源が十分に供給されないので
細胞にエネルギーが不足し、それを補おうとして
エネルギー産生器官であるミトコンドリアを増やします。

この状態で朝食抜きの習慣を続けていくと、
ミトコンドリアも増殖を続けます。

すると摂取した糖分を片っ端からエネルギーに変換してゆくので、
いわゆる太りにくい体質を作ることが出来ます。

特に朝は夕食を食べてから10時間程度経過しており、
3食の中で最も空腹状態になりやすいので、
上記の現象が起こりやすいともいえます。

また、糖分を摂取していない場合、
身体に蓄えられた脂肪を分解して
エネルギー源として燃焼するので、
体脂肪を減少させるという作用もあります。

この作用は特に男性で強く現れます。
女性の場合はそもそも思春期以降のホルモンの関係で
皮下脂肪を蓄えてしまうので、
この効果はあまり期待できません。

続いてデメリットについてご紹介します。

デメリットとしては、
なんといっても脳への影響が挙げられます。

先ほど、空腹状態では脂肪を分解して
エネルギー源とすると申し上げましたが、
脳は上記のようなことが出来ず、
糖分と酸素しかエネルギーに変換できません。

さらに、
脳の神経細胞は糖分などを蓄えておく力が小さいので、
なおさら空腹状態には弱いということになります。

これがどのような影響を及ぼすかというと、
集中力が低下したり、自律神経など
神経系を乱してしまいます。

ある研究では、
朝食を食べた子どもは食べなかった子どもに比べて
テストの点数が良かったという結果が示されています。

これは朝食を食べることにより
脳が1日の始まりから活性化し、
学習の効率が上がったということを表しています。

仕事についても同様のことが言え、
朝食をとることで午前中の仕事に
集中できるということになります。

朝食を抜きにする場合の注意すべきポイントは?

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以上のようなメリットとデメリットをふまえた上で、
朝食を抜く場合のポイントについて解説します。

まず、上記でもお伝えしたとおり、
朝食を抜くということは前日の夕食と
身体に蓄えた脂肪しかエネルギー源にできません。

その為、昼食も抜いてしまうと
糖分しかエネルギー源として使えない脳は
エネルギー不足になってしまいます。

これを低血糖状態と言います。

医学界では
「一時的に高血糖になってもいいから低血糖から脱出させよ」
と言われており、それほど低血糖状態は深刻な状態です。

これを避けるためにも
昼食は必ずとるべきだということになります。

また、朝食を抜いているということは
感じる空腹もそれなりになります。

ですので、昼食と夕食は摂取量が多くなりがちです。

特に、夕食はあまり多く食べてはいけない
ということは多くの人が知っているので、
どちらかというと昼食の量及びカロリーが
過多になってしまいます。

これでは、
上で述べたようなメリットを
最大限活かすことが出来ません。

ですので、朝食を抜く場合に限りませんが
昼食夕食の食べ過ぎに気をつけましょう。

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朝食を取る際の注意すべきポイントは?

次に、朝食をとる際のポイントを説明します。

朝食は必ずしもお腹いっぱい食べる必要はなく、
脳を働かせるのに重要な糖分とその他の栄養分を
バランス良く摂取することを考えることになります。

具体的には糖分は炭水化物から取り、
これを多く含むのはごはんやパンになります。

タンパク質は筋肉や臓器を作り、
栄養を身体に運んで朝の体温を上昇させます。

多く含む食材としては
卵や鶏胸肉、牛乳やヨーグルトがあります。

また、栄養の吸収や消費には
ビタミン、ミネラルも欠かすことができず、
これらは野菜や果物を食べることで
摂取することができます。

この中でも、野菜を先に食べると
胃の中でかさ増しされたり、
後から食べるものの吸収を穏やかにします。

まとめ

以上のように、
朝食を抜く行為には一長一短があります。

会社員の方は仕事効率のこともありますので、
朝食をとるべきですが、
時間がなくて食べられない場合には
片手で食べられるおにぎりやサンドイッチがおすすめです。

これに野菜ジュースなどを組み合わせるとより良いです。

この記事によって多くの会社員が
良い業績を上げることを願っています。

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