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勉強嫌いな小学生でもわかる!トランプ外交の政策で日本への影響は?

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就任から100日が経過してなお
お騒がせのトランプ大統領。

今もニュースで名前を聞かない日は
ないほどですが……

果たして日本には具体的に
どのような影響があるのでしょうか?

トランプ大統領の外交政策オバマ大統領との違いは?

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トランプさんが大統領になって、
日本は何が変わったのか?
そして、何が変わっていくのか……?

それを考えるために
前大統領のオバマさんとの外交政策を比較してみます。


まず、トランプ大統領の外交政策といえばですが
なんといっても

メキシコとの国境に壁を築く

というとんでもないものが有名ですね。

こんなトンデモ政策を
大統領選で熱弁するオモシロ泡沫候補

そんな形でトランプさんを
初めて目にした方も多いでしょう。

それなのにまさか
その人がオモシロ泡沫候補の人が
ホントに大統領になっちゃって
ホントにメキシコとの間に
壁を作ろうとしているなんて……

世の中何が起こるかわからないものです……

他にも、トランプ大統領の外交政策といえば

中東・アフリカ7カ国からの入国禁止の大統領令

なんてのもあり、
就任早々世界は仰天したわけですが
要するに、トランプ大統領の外交政策とは

孤立主義

といわれるものです。

徹底的に外と内をわけて、
身内でよろしくやろうというものです。

アメリカファーストという標語も
使われておりますが

アメリカさえ良ければ他の国はどうでも良い

単純にそういうことです。


で、前大統領のオバマさんは
どうだったかと振り返りますと

実はオバマさんもアメリカが一番大事
というスタンスでありました。

アメリカの大統領なんだから
当然といえば当然ですけど……

だから、オバマさんは

アメリカが世界の隅々まで目を光らせるのはムリだよ

ということを表明しました。それが

アメリカは世界の警察官ではない

という言葉です。
2013年のテレビ演説でのことでした。

とはいえ、オバマ大統領は
アメリカという超大国が平和であるためには
世界が平和である必要があるという考え方でもあり

そのために世界の非核化を目指し
2016年に現役の大統領として初めて
広島を訪れたことが
大きなニュースにもなりました。

オバマ前大統領には「話せばわかる」という
人間の良心に基づいた考え方が根っこにあり

だから、
中国に対しても北朝鮮に対しても
必要以上の挑発はせず
「いつかわかってくれるはず」と
ひたすらガマンをし続けました。

それを当時は「弱腰」と
批判されることもありました。

イヤなことをされてもひたすらガマンして

みんなと仲良くしようと
イランとも仲直りしましたし、
キューバと仲直りしました。

たとえ北朝鮮といえど、
ケンカなんてもってのほかです。


そんなとにかく
「話せばわかる」「みんななかよく」
オバマ前大統領でしたが
それに対しトランプ大統領は

たとえ多少の軋轢があろうと
「言うことは言う」「ナメられたら終わり」
それがトランプ大統領のスタンスです。

資源の乏しい北朝鮮への外交にはどんな意図がある?

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とはいえ

アメリカファーストのトランプ大統領は
北朝鮮に対する圧力だって
もちろんアメリカに利することだからやっています。

では、どんな利があるかというと……?

それは

北朝鮮にはとんでもない資源が眠っているから……
ということではまったくなく(笑)

北朝鮮がアメリカに脅威を与える体制を
整えようとしているからです。

アメリカを交渉のテーブルに付かせるために、
事あるごとにアメリカを挑発してきた北朝鮮ですが

今まではいくら騒ごうとも
「はいはいやれるものならどうぞ」
というだけで済んでおりました。

でも、体制が整ってしまったらしたら

本当にやれちゃう

それはさすがにアメリカとしては困る。

もちろん北朝鮮がいきなりアメリカに
行動をおこすことはないでしょう。

とはいえそれでも当然

その脅威の度合いは全然違うわけで

アメリカファーストであるトランプ大統領としては
アメリカを守るために
北朝鮮をこのまま野放しにはできない

ということで、
今どんどん圧力を強めていっているわけです。


大統領就任後に入国禁止等で
世界をビックリはさせましたが
実績としては何も残せていないトランプ大統領――

手を付けやすい問題に取り組むことで
実績をアピールしたいという思惑も透けて見えます。

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トランプ大統領の外交によって日本は今後どんな影響がある?

トランプさんが大統領になるにあたって、
日本には2つの懸念点がありました。

ひとつはこれまでに述べてきた
国防に関する問題です。

大統領選中のトランプ大統領は

アメリカは日本を守らなければいけないのに
日本はアメリカを守らなくていいなんて不公平だ。

ならば、アメリカに日本を守る義務はないと。

もちろん日本単独で北朝鮮や中国に
国際的に対等に交渉するには無理があるわけで
本当にトランプに知らんぷりされたらどうしよう――と
これが大問題でした。

しかし、安倍総理の外交努力の甲斐あり
トランプ大統領が「日本なんてどうなっても知らね」
となることはありませんでした。

腹の底では

北朝鮮が暴発して日本に

 火の粉が降り掛かっても知らね」

ぐらいには思っているかもしれませんが(笑)

ひとまず現状は
日米は100%共にあるというスタンスです。

つまり今のところ、
最悪の事態は避けられている状態なのですが……
トランプ大統領にはもうひとつの
日本としての懸念点が残っています。

それが

経済政策

トランプ大統領は貿易赤字の解消に
めちゃくちゃこだわってまして
(別に貿易赤字=国家の赤字
 というわけではないのですが……)

アメリカにとっての貿易赤字額第2位の日本は
いつトランプ大統領にイチャモンつけられるかと
ハラハラしています。

実際にトヨタはメキシコに工場を作る計画を
槍玉に挙げられてしまいました。

慌てたトヨタは直後に
いかにアメリカに投資をしているかを
必死に訴えることになったったのですが

そうやって日本企業は
一生懸命トランプさんに対して

「ウチはアメリカにとってこれだけ役に立ってますよ」と

アピールしなければならなくなりました

ソフトバンクグループの社長さんは
むしろこれを好機とばかりに
トランプさんに売り込みにいったようですが……

ともあれ

アメリカファーストのトランプ大統領は
駆け引きの末に自国に有利な
二国間の自由貿易協定(FTA)を結ぶことで
自国に有利な貿易をしようとしています。


もし日本が不利な条件で
FTAを締結させられるようなことになれば

自動車等の輸出品に高い関税をかけられるので
アメリカで売れず農作物が関税かからず
そのままの安い価格で大量に入ってきてしまい

自動車業界をはじめとした製造業は大打撃
そして農業もアメリカ輸入品に荒らされ大打撃

日本の経済はめちゃくちゃにされてしまいます。

まとめ

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国防に関して最悪の事態は至らなかったことは
ホッとした部分ではあるのですが

トランプ大統領の経済に関する政策は
これからが本番です。

なにをしでかすか、
どんなムチャを要求してくるかわかりません。

トランプ大統領の次の一手から未だ目が離せず
政界・財界は戦々恐々としています……

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