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マイナンバーとLINE連携で個人情報が韓国に利用されるってマジ!?セキュリティリスクは?

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2016年の時点で、
普及率9割となった「LINE」

今や使っていない人を探す方が大変ですよね。

私自身、いつから使い始めているか覚えていませんが
会話のような手軽さや、
何時間でも無料で音声電話・ビデオ電話ができるので
友人との連絡手段として、
必ずと言っていいほどLINEを使います。

そもそもよく話題になるのが
LINEはどこの企業なのかということ。

韓国なのか、日本なのか。

正式には
「韓国のネット企業ネイバーの日本法人」。

創業者であり取締役会議長を務める方は
「LINEは日本企業である」と言っていますが
実際のところはどちらの意見も多くあり
はっきりしていないのが実情です。

そして、2016年に開始された
マイナンバー制度」

このマイナンバーは
税金関係や社会保障の一連の手続きを
簡略化して手間を省くことが
実施の理由の一つです。

政府がこの「マイナンバー制度」と「LINE」を
連携させようとしています。

LINEでの情報漏洩などの被害もあり
重要な個人情報であるマイナンバーとの連携に
反対の声も多く上がっています。

それなのに何故、このような案が出たのでしょうか。

マイナンバーとLINEを連携すると政府が発表!その背景は?

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2016年から実施されているマイナンバーですが
実際のところまだまだ普及していません。

特に若者の間での普及率が悪いので
政府は多くの若者が利用しているLINEと連携することで
大幅な普及率拡大を期待しています。

これがLINEとマイナンバーを
連携しようとしている背景です。

マイナンバーとLINEが連携して何が出来るようになる?

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「マイナポータル」という言葉を

聞いたことがありますか?

政府が管理する
オンライン行政サービスです。

2017年1月より開始予定でしたが延期され、
今の時点では7月開始の予定です。

マイナポータルでは主に
・登録した個人情報の確認
・行政からの重要なお知らせの通知
・各種税金の電子決済
をすることができます。

これらは、順番に実施される予定のため
すべてが一度に可能になるわけではありません。

そのマイナポータルとLINEが連携することによって
LINEからマイナポータルに
直接アクセスできるようになるというわけです。

スマートフォンの読み取り機能で
マイナンバーカードをかざし
行政手続きを済ませる事ができる

というのが連携の一番のメリットであり
導入の目的でもあります。

便利であれば、利用者も増えますし
さらにLINEの利用率の高い若者に
マイナンバー制度が広まるという仕組みです。

みんなが使っているLINEのセキュリティリスクは?

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LINEをインストールすると
IDの交換もしていないのに
“友達一覧”を見ることができます。

これって不思議な機能ですよね?

これは自分のアドレス帳をNAVER社に送信して
その連絡帳から、LINE利用者を割り出して
一覧として表示しているのです。

また、アカウントの乗っ取りによる詐欺も起きています。

不正ログインした犯人は
その人になりすまし、友達リストにいる人に
手あたり次第メッセージを送ります。

その内容の大半が、
「コンビニでWebMoney/iTune Cardを買ってきて」や
「アプリをインストールして」
などです。

こういったリスクがあります。

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LINEから情報が流出した場合どうなるの?

どんなアプリケーションでも
利用規約」はありますが、
実際に全て読む人って
ほとんどいないに等しいですよね。

LINEの利用規約には
「情報が漏洩しても、一切の責任は取らない」
と書かれているのです。

使っているということは
利用規約に “同意” したということなので
マイナンバーの情報であっても同じでしょう。

被害に遭ってからでは
LINE側の適切な対応は期待できません。

今からリスクを減らすために出来ることは?

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LINEを使わないことが一番安全ですが
何しろ今や一番普及している通信手段。

私も携帯番号もメールアドレスも知らないけど
LINEなら知っているという友達はたくさんいます。

すぐに止めろといわれても
主要な連絡手段なので、なかなかできないですよね。

さらにマイナンバーと連携するということで
さらにセキュリティ対策を強化しなくてはいけません。

そこで、LINEを設定する際にできる
セキュリティ対策をご紹介します。

・パスワードの設定
面倒かもしれませんが、
できれば定期的にパスワードの変更をすることを
オススメします。

・PINコードの設定
電話番号が異なる他の末端からログインする場合
「メールアドレス」「パスワード」のほかに
「PINコード」を入れる必要が出てきます。

この設定をしておけば
アカウントの乗っ取りを
最小限に抑えることができるでしょう。

・ID検索のブロック
実際に会った時にLINEの交換を行うには
QRコード」や「フルフル機能」を使えば良いので
IDでの検索はオフにしておきましょう。

・友だち自動追加、友だちへの追加の許可をオフにする
アドレス帳の情報が流出してしまうのを防ぎます。

・LINEの「連絡先へのアクセス」を認めない
“LINEが連絡先へのアクセスを求めています“
と表示されても、絶対に許可しないで下さい。

まとめ

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LINEとマイナンバー制度の連携に関して
一番良い方法としては

“マイナポータルとの連携制度が確実に整うまでは利用しない”

ということです。

やはり制度が整っていないうちは
スキも多く、トラブルが起きやすいです。

大切な個人情報のですから
安全性に確証が持てるまでは
利用しない方が良いでしょう。

また、仕組みもきちんと理解するべきです。

マイナンバー制度との連携以前に
情報漏洩などの危険性がよく話題にされています。

毎日当たり前のようにLINEを使っていても
自分は大丈夫だと思わずに
一度セキュリティ対策を見直してみましょう。

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