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遺伝子検査をするデメリットは?知らずに行うと大後悔!?

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2014年から遺伝子検査のサービスを
受けられるようになりました。

自分の「遺伝子」を「検査」し、
病気になるリスクを
調べることができるというものです。

昔から「親の遺伝」で
病気になりやすいなど
よく言いますよね。

特に、日本では死亡率トップである
「がん」のなりやすさを
事前に調べることができる
ということで注目されています。

少し前にアメリカの有名な大女優さんも
遺伝子検査を受けて、
乳がんになりやすい遺伝子である
という結果が出ました。

そこで、乳腺除去手術を受けた
ということがテレビでも
話題になっていました。

そんな遺伝子検査ですが、
実際にデメリットはあるのか?

そのデメリットを知らずに
遺伝子検査を受けると後悔してしまう
という理由もご紹介していきます。

遺伝子検査をするデメリットは?どんな影響がある?

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遺伝子検査を行うことは、
結論からいうと
大きなデメリットが伴うものです。

「病気のリスクを調べることができるのになぜ?」

と思われるかもしれませんが、
この「遺伝子検査」という検査方法に
大きなデメリットが隠されています。

なぜかというと、「遺伝子の情報」というのは
これ以上ない当人の「個人情報」だからです。

個人情報というと、
名前や住所、電話番号が
思い浮かぶかもしれません。

しかし、住所や電話番号は変えることが可能でも
「遺伝子」の情報は変更不可能なのです!

そして、遺伝子検査を行う会社も営利企業です。

もし、万が一その遺伝子検査をした企業から
遺伝子の個人情報が漏洩してしまった場合
人生において大きなデメリット
なってしまうのです。

まず一つ目のデメリットが
「生命保険」についてです。

遺伝子検査では、その人の様々な情報を
調べことが可能です。

例えば、遺伝子から
「長生きしそうかどうか」
というのもある程度
検査で診断されます。

そうなった場合、万が一自分が
「長生きしない」遺伝子であった場合、
どうなると思いますか?

生命保険会社も遺伝子検査会社と同じく
営利企業」です。

遺伝子検査によって「短命」と診察された場合、
保険料を高く取られてしまう
ということにもなりかねません。

実際に、
大手生命保険会社の明治安田生命保険が、
人の遺伝子の情報を
サービスに活用することを検討している
ということで、昨年新聞にもでております。

この遺伝子情報により
ある種の「差別」が起こり得る状況
ということなのです。

アメリカでは、
「遺伝子情報差別禁止法」という法律が
すでに2008年に成立していますが、
日本ではまだそういった法律はありません。

また、生命保険の話だけではなく、
他にも遺伝子情報が差別の対象になるケースは
考えられます。

例えば、「雇用」です。

遺伝子の情報によっては、
「病気になりやすい」という情報であった場合、
そうでない人と比べてどちらを雇用しますか?

普通に考えると後者ですよね。

その他にも、結婚相手を選ぶ時
「病気になりやすい」という遺伝子情報だけで
結婚をしにくくなるということも考えられます。

そういったことを知らずに遺伝子検査を受け
万が一個人情報が漏洩した場合、
非常に大きな後悔をすることとなります。

また、遺伝子検査を行う会社の中でも、
「アンケートに答えないと検査結果が見れない」
というものもあります。

実はこのアンケートも個人情報を企業側が収集して
データとして活用するためだと考えられます。

その質問内容も様々で、
健康についての質問であれば
違和感は感じないのですが、
中には「資産額」や「職業」まで
質問される場合もあります。

まず、遺伝子自体が究極の個人情報ですから
その他のデータも他人に提供するということは
かなり大きなデメリットとなりかねません。

遺伝子検査を行うことで、
以上のような影響が考えられますので
注意が必要です。

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実施する場合にはどんな心構えが必要?

「それでも病気になるリスクを知りたいので
遺伝子検査を受けたい」
という方もいるでしょう。

そこで、遺伝子検査をする際の
「心構え」をお伝えしていきます。

「個人情報は絶対に守られるものだ」
という風に根拠なく思っている方も
いるかもしれません。

ですが、個人情報は
「絶対に守られるということはない」
という事実を肝に銘じておくことが大切です。

会社名は出せませんが、
個人情報が流出したニュースは
今まで何度もあります。

そのほかにも
特に現代ではインターネットも普及しており
様々なサービスが展開されています。

実は気づかないところで
個人情報が利用されている
ということは多々あるのです。

例えば、パソコンやスマートフォン
広告がでてきたりしませんか?

あれも、実は個人情報を利用されています。

楽天やアマゾンで買い物をしたり、
コンビニでTカードを使ったりすることも
あるかと思います。

非常に便利で使い勝手も良いものです。

しかし、その購入履歴をもとに
どういったことに興味があるのかなどを解析し、
コンピューターが個人情報を元に
広告を出しているのです!


そういう意味でも遺伝子検査を受ける際は
「絶対に個人情報が守られる」
という事実はないという心構えが必要です。

まとめ

遺伝子検査によるデメリットや、
それによる影響についてお伝えしてきました。

しかし、遺伝子検査だけではなく、
なんにでもメリットとデメリットはつきものです。

自分自身がしっかりとその事実を見極め
判断する力が今後ますます必要になります。

ぜひ参考にしてくださいね!

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