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冷やし中華の発祥は日本だった!?いつから冷やし中華が始まったのか?

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夏になると毎年飲食店や各家庭で登場するもの。

みなさん知っての通り

冷やし中華

 

中華麵の上に錦糸卵やキュウリ、
トマト、ハム、紅ショウガをのせて
冷たい汁をかけたさっぱりとした
暑い夏でも食べやすい夏の定番料理です。

最近では、将棋界の史上最年少棋士
30連勝をかけた決勝トーナメントで
藤井聡太四段が昼食に冷やし中華を注文して
出前店に行列ができたと話題になりました。

過去にはお笑い芸人さんが
冷やし中華始めました」のネタで
一躍大ブレークしたほど、
日本人にはとても馴染みのある食べ物です。

さて、そんな誰もが一度は
口にしたことのある冷やし中華ですが
その歴史を知っていますか?

正直、私は冷やし中華の歴史について
考えて食べたことがありませんでした。

そこで今回は、
冷やし中華の歴史について
紹介いたします。

冷やし中華の発祥は日本の仙台の店?それとも神田の店?

f:id:sawamurajin:20170705195338j:plain

冷やし中華という名前をきくと
中国発祥かと思いますが、
実は違います!

冷やし中華発祥の地には諸説あると言われています。

まず一つ目は宮城県の仙台の「龍亭」という
中華料理店です。

https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13105963/



元々冷やし中華は「涼拌麺(リャンバンメン)」と呼ばれ、
今から約70年以上も前に初めて出されました。

昔はエアコンや扇風機などがなく、
夏の暑い時期は
中華料理店での売り上げが激減してしまいます。

そこで、売上アップを目指し
夏でもさっぱりと食べやすく、
栄養のバランスも考え作られました。

夏バテにも効くように
キュウリやトマトなどの野菜もたっぷりといれて、
酸味を効かせて食欲が増すように
龍亭の創業者さんが考案されました。


もう一つは、東京都の神保町にある「揚子江菜館」
という中華料理店です。

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000593/



こちらのお店の冷やし中華富士山盛りと言われ、
浅いお皿に麺や具材を
富士山の様に高く盛り付けたのが
元祖となっています。

揚子江菜館の4代目オーナーが
近所の日本そばのお店に通いつめていて
いつも決まってもりそばを注文していました。

見た目も涼しく、夏に食べても
汗をかくことなく食べられるということから
自身のお店でもできないか
と始めたのが最初だと言われています。

冷やし中華は夏にしか食べられないイメージですが
仙台では冷やし中華発祥の地として
1年を通して食べることができます。

冷やし中華はいつからメニューに載ることが多いの?

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夏の風物詩といっても過言ではない冷やし中華
1年中食べられる飲食店もありますが、
通常はいつ頃から食べられるのでしょう?

一般的には暑くなる前の6月中旬ころから
販売されます。

しかし、コンビニやスーパーマーケットでは
少し早めの5月から販売しているところが多いです。

冷やし中華前線によると
最高気温が25℃以上の夏日より前から
冷やし中華を食べたいと思う人が出てくるとのこと。

気温や湿度、風速などの気象データから割り出されたのは
7日連続で最高気温が平均20℃を超えるタイミングが
冷やし中華を始めるのにちょうど良い時期
という結果がでました。

アイスクリームは冬でも食べられるのに
なぜ冷やし中華は夏しか食べられないのか
という事に怒ったジャズピアニストの山下洋輔さんが
「全国冷やし中華愛好会」を発足しました。

筒井庸隆さんなど有名人も含め
約1000人が所属しています。

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アレンジ自由自在であなたの好みの味は?

元祖冷やし中華はキュウリやトマト、ハムに錦糸卵に
酸味の効いた醤油ベースのさっぱりとしたタレです。

今ではコンビニやスーパーマーケットなど
夏場は気軽に食べることができ、
各お店で様々な具材やタレなど
アレンジ商品がでてきています。

例えばハムのかわりには、
・牛肉のたたき

・チャーシュー

・蒸し鶏

・豚しゃぶしゃぶ

・生ハム

などがあります。

野菜では、

・人参

・オクラ

・アボカド

・レタス

・なす

・ビーマン

ゴーヤ

・きゃべつ

・コーン

・もやし

など夏野菜を中心にたくさんのアレンジがあります。

他にも

えびやわかめ、かにかま、たこ、しらす、
サーモン、ホタテなど
海鮮を加えるのもオススメです。

最近では錦糸卵の代わりに
手軽にできるゆで卵をいれているものも
よく見かけます。

冷やし中華のタレは大きくわけて
しょうゆベース、ゴマダレ、みそだれがあります。

たれも辛みをきかせてみたり、
甘味を増やしてみたり
酸味をきかせてみたり
自分好みに色々なアレンジができます。

冷やし中華は手軽に作れて、
アレンジの幅が広いので
自分好みの味を作るのもおもしろいですし
お店で自分好みの味を見つけるのも楽しいです。

約70年以上前にできた冷やし中華
時代と共に色々なアレンジができあがりました。

まとめ

冷やし中華は名前から連想すると
中国発祥の食べ物かと想像していまいますが
実は日本発祥の食べ物です。

仙台や神保町など諸説あるものの
暑い夏に冷たい麺類が食べたいと
各地で同じような食べ物が考えられるのも自然です。

全国冷やし中華愛好会があるほどに
多くの人に愛されている冷やし中華です。

これから暑い時期が
本格的に始まるので色々なアレンジをした
冷やし中華が食べられるので楽しみですね。

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