放っておくと死ぬまで慢性化!?手首の痛みの本当の原因とは!?
デスクワーク中、
なんとなく手首が痛いような気がする…
ドアノブを回したときだけ、
手首に痛みが走る…
そんな症状にお悩みのみなさん、
「まあでも、たいしたことないし、
湿布貼っておけばいいや」
とそのままにしていませんか?
実は、手首が痛む原因となる病気の中には、
放置すると怖い病気もあるのです。
日頃の生活で手首が痛くなる原因とは?
多くは、「使いすぎ」による手首の酷使が原因です。
普段何気なくしている動作の中で、
特定の動きだけすると、
その部分の骨や神経が痛めつけられたり、
内部に腫瘍が出来たり、
血行が阻害されたり、痛みが生じます。
ただ、手首に痛みが出る病気の中には、
原因が明確でないものも。
・腱鞘炎
手の使いすぎで起こる典型的な病気。
作家の書痙なども腱鞘炎のひとつ。
現代では、マウスを使って長時間デスクワークをした後、
家でゲーム三昧、合間に片手でスマホを操作、
というようなライフスタイルが原因となることも。
楽器の趣味をお持ちの方も、
腱鞘炎になりやすいでしょう。
・母指CM関節症
親指の付け根にある「CM関節」
で生じる変形性の関節症。
これも使いすぎに加えて、
加齢により関節の軟骨が変形することで発症します。
・ガングリオン
見た目が瘤(こぶ)のように盛り上がっていたら、
ガングリオンかもしれない。
悪性ではないが、大きくなると神経を圧迫し、
痛みが生じることも。原因は不明。
・ド・ケルバン病
「狭窄性腱鞘炎」ともいい、
手首の親指側が腫れる腱鞘炎の一種。
親指を伸ばしたりする動作(ドアノブを回す、
スマホを片手で操作など)で痛みが出る。
妊婦や更年期の女性に多いが、
手指を使う仕事の人や、
スポーツ関係者などが発症することも。
・キーンベック病
手首の真ん中の「月状骨(げつじょうこつ)」が
壊死して扁平化する病気。
原因不明で、20~40代の男性に多い。
手を動かしにくい、
力が入りにくいといった症状。
これらの中には、
症状が進むと手術が必要なものも。
また、初期の段階で処置すれば
自然治癒が見込めるものも。
いずれにせよ、病院へ行きましょう。
手首のケアを自宅でも手軽にできる方法について
日頃酷使している手首ですが、
家できちんとケアし休めれば、
病気を予防できます。
入浴時には温めながらマッサージしましょう。
凝りがほぐれ血行が回復すると、
手首の疲労も取れます。
なんらかの病気と診断されたら、
ドクターの指示に従い、
安静をこころがけ、場合によっては
テーピングやサポーターなどで固定して、
手首を休めましょう。
痛みが気になる場合、
痛みを和らげる漢方薬もあります。
医師・薬剤師と相談の上、
漢方の力を借りてもよいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
放っておくと想像しているよりも
ひどい状態になる可能性があります。
この先ずっと手を使う為にも、いたわり、
メンテナンスを怠りなくしてきたいものですね。