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社会人なら知っておくべき世界経済の潮流とは?超わかりやすく説明!

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第二次 世界大戦以降、
世界の経済活動は自由 貿易を中心に
自国と貿易相手国の利益を得る
という貿易を行ってきました。

それに伴い、世界を一つに結んでいく
グローバル化という動きが活発になりました。

世界のそれぞれの国は以前に比べ、
経済的に非常に近い距離となりました。

現在も、世界中で
様々な経済活動が行われています。

この経済活動
その国や、世界における経済へ影響だけでなく
国自体の動向にも関わっていたりします。

世界経済の流れについて
日本の内閣府が発表することがあります。

それを世界経済の潮流と呼んでいます。

そこ今回は、
世界経済の潮流について
ご紹介いたします。

世界経済の潮流とはどういうもの?

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まずに
「世界経済の潮流」
という単語自体が
聞き慣れない言葉になりますね。

こういう時は単語を分割し、
それぞれの意味を知る事により
その言葉の表す意味を考えていきましょう。

「世界経済」は、
なんとなくイメージがつくでしょう。

世界中で行われる経済活動についてですね。

世界各国の貿易で儲かっているとか
損をしているであったり

借金を抱えている国であったり
金銭的に潤っている国だったり

生産活動が活発であったり
人・物の移動が活発か停滞気味であるかであったり

そういった、世界各国の経済活動のことです。

次に
「潮流」
これは、そのままの意味で考えると
潮の流れです。

はて、なんのことかさっぱりわかりませんね?

この潮流にはもう一つの意味があります。

それは
「時勢の動き・時代の流れ」
という意味です。

つまりこれら二つの言葉が組み合わさった
「世界経済の潮流」とは
世界規模での経済活動の今現在の損益の動きと捉えると
わかりやすいのではないでしょうか。

2017年の世界経済の潮流は?

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リーマンショック以降、
経済的発展は非常に緩やかになっております。

ギリシャの破産や
中国の急激な経済成長の停滞などの影響もありましたが

2017年の世界経済の潮流は
それらのマイナス要素をクリアし
緩やかに上昇を続けるであろう
という見解が持たれています。

その理由として、重要になっているのは

中国を中心とした経済圏

アメリカを中心とした経済圏

この二つの大きな経済圏の動きです。

まず、経済成長が停滞していた中国経済
公共工事への投資拡大を行ったり
減税政策を行ったりするなどして
国内の経済活動の活発化を図ってきた成果が徐々に表れ始め
現在、経済回復のきざしが見られてきている
ということがあります。

さらに、世界経済を牽引するアメリカでは
シェールオイル等の鉱業生産が向上してきていたり
自動車輸出台数の増加してきていたりで
経済回復のきざしが見られています。

これらの、2つの大きな経済圏で
景気回復の兆候が見られているため、
2017年の世界経済の潮流は緩やかな上昇をするだろう
との予測がされている訳です。

もちろん、ユーロ圏における経済活動
緩やかにではありますが、
現在回復傾向の兆しがみられています。

個人消費もやや増加傾向にありますし、
各工場の設備投資額も増えている傾向にあるのです。

しかし、世界経済の緩やかな上昇という予想にも、
いくつかの懸念材料があります。

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世界経済における懸念材料とは?

まず、第二次世界大戦以降
自由貿易によって、世界経済は発展してきました。

それに伴い、各国は、人や物の移動がしやすいように
グローバル化が進み、資源や通貨の移動が容易になりました。

その中で、欧米諸国を始めとした先進国は
急激な発展を遂げ、遅れて新興国・発展国も
徐々に経済発展をしてきました。

その背景として、先進国にはない、
新興国や発展国の人件費の安さというものがありましたし、
新興国や発展国には技術がありませんでした。

先進国と新興国・発展国の貿易には
お互いに利益が出る貿易だったのです。

しかし、現在は新興国・発展国においても、
賃金の値上がりであったり、
新興国・発展国自身の技術力の向上がおきています。

発展国と新興国・発展国間での貿易において
かつてのような、
お互いのメリットの多い貿易ができなくなりました。

そのため、現在、
各国の積極的なグローバル化は減速しており
緩やかに進んでいる状態です。

よって、人や物といった資源の移動が鈍くなり
その分経済成長の足を引っ張りかねない
という懸念されます。

そのような中、英国のEU離脱の交渉が始まったり
アメリカでは、トランプ大統領による
「アメリカファースト」の政策であったり

欧米という大きな経済圏の中で
「自分の国の利益を第一に考えていこう」
という考え方が出て来ていることです。

これらは、これまでのグローバル化の流れとは、
異なった流れと捉えることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

先程、2017年の世界経済の潮流は
緩やかな上昇傾向と予想されている
ということをお話ししました。

しかし、懸念材料にあげたとおり
今までのグローバル化の考え方とは異なった考え方が
イギリスとアメリカという大国で出て来ています。

これらが
「世界経済にどのような影響を与えるのか」

それはこれからの動きをみないと判断できません。

それによって日本がどんな影響を受けるのか
今後の動向に注目ですね。

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