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熱中症と脳梗塞の症状は似てるが見分け方がある!間違えると命の危機!

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毎日が暑い夏。

太陽の下に無 防備な姿で立っていたら、
たちまち熱中症で倒れてしまいます。

最近では室内でも冷房器具がなければ
30度を超えてしまいますから、
夏はどこにいても
気をつけたいところですね。

どうしても熱中症にばかり気にしてしまいますが、
実は脳梗塞も注意しなければいけません。

脳梗塞といえば「冬」を連想したり
お年寄りをイメージしたり
してはいませんか?

実は脳梗塞熱中症の症状というのは
パッと見、かなり似ていて、
勘違いから取り返しのつかない
命の危険を招いてしまうことも…。

今回は「夏の脳梗塞」に
ついて、熱中症の症状と一緒に
ご紹介します。

熱中症脳梗塞の見分け方はドロップハンド法!

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真夏日猛暑日が続く夏は
いつ誰が目の前で倒れるか
分かりません。

そんなとき、
もしその人の倒れた原因が熱中症ではなく
脳梗塞だった場合はすぐに救急車を呼ぶことが
最善になってきます。

ですが、非常に暑い中で目の前で人が倒れたら、
熱中症だと思いがちではありませんか。

その人の様子だけで
熱中症かそうでないかを判断することは
極めて難しいです。

だって医者でもない人が
そんなことまずムリですよね。

でも、そんな素人の私たちでも
熱中症」と「脳梗塞
見分けれることができます。

そこで
この夏だけでも覚えておいてほしい
2つの病気の見分け方があります。

それが「ドロップハンド法」
呼ばれている方法です。

特別な医療の知識を必要としません。
やり方はとても簡単です。

1.まずは調べたい人を静かに仰向けに寝かせます。

2.あなたはその人の両手を掴み、
  真上に引き上げてください。

3.持ち上げた両腕をしっかりと
  まっすぐに伸ばします。

4.掴んでいた両手を
  パッと同時に離します。

その時の両腕の落ち方で
極端な動きの違いが出た場合、
その人は熱中症ではなく
脳梗塞”の可能性が高いです。

なぜこんなことで病名が
分かるのかというと

脳梗塞の症状には
身体の半身に異常が出たり
感覚の異常が起こることが多いのです。

これを的確に誰でも確認することができる動きが
まさにドロップハンド法なんですね。

難しいことはお医者さんに任せることしか
できないかもしれません。

ですが、あなたがこの方法を覚えておくことで
誰かの命を救える可能性が高まるのは
間違いありません。

熱中症脳梗塞の症状はパッと見、似ている!?

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熱中症脳梗塞の症状は
似ているとお伝えしてきましたが、
実際に箇条書きでそれぞれの
症状を見比べていきましょう。

熱中症の症状』

・めまい
・冷や汗
・手足のしびれ
・意識の消失
・倦怠感
・嘔吐
・頭痛
・不自然な言動
意識障害

熱中症では軽度と重度でも
かなり違いがあるものの、
「喉が渇く前に水分と塩分の補給」
これが鉄板でありベストな対策です。

脳梗塞の症状』

・頭痛、肩こり
・めまい、耳鳴り
・手足のしびれ、震え
・障害物がなくてもつまずく
・ろれつが回らない、
・不自然な言動、意識障害
・指先がうまく動かない
・物忘れが増えた
・顔や唇のしびれ
・声がうまく出ない

上に出した症状の中で
2つに共通するのは

・めまい
・頭痛
・手足のしびれ
・不自然な言動
意識障害

の5つもあります。

特に「夏=熱中症」という
イメージが強いこの時期は
救急車を呼ばなかったことで
最後まで脳梗塞に気付けなかったケースが
とても多いのです。

では熱中症脳梗塞にならないためには
どうすれば良いのか。

この件に関して、
2つに共通した症状の原因は
「脱水」が関係しています。

喉が渇く前にきちんと水分と塩分をとり、
体内の水分が汗として流れ出てしまっても
補うことを常に心がける事が
とても重要なのです。

外出時だけではなく
室内でも手の届くところに飲み物を置く

またはコップに注いでおくことで
「そろそろ飲まないと」と
意識することができます。

いつも水分補給が少ないと感じている方に
ぜひオススメです。

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脳 梗塞とわかった時の対処は?救急車を待つ間は?

熱中症の場合は身体を冷やし
水分の補給がベスト。

では脳梗塞だった場合は…?

まず第一に、すぐに救急車を呼びましょう!

1番はやはり病院で
処置してもらうことが大切です。

しかし救急車を呼んだとしても
数秒で来てくれることはまずありません。

救急車が到着するまでに
何かできることがあるなら
不慣れでもしておきたいですよね。

もしドロップハンド法で
熱中症ではなく脳梗塞だと気付いたら、
以下のことを実行しましょう。

1.無理に立たせたり動かさない

2.動かす場合はゆっくり慎重に
  (布団の上などに乗せて運びます)

3.直射日光は避ける

4.可能なら風通しが良い場所へ

5.ベルトなど締め付けるものを外す

6.可能ならメガネや入れ歯も外す

7.吐き気やマヒがあれば横向きに
  (マヒしている方が上になります)

8.余裕があれば倒れた時間をメモ

9.頭の下には枕などを使わない

人は普段とても落ち着いて行動する人でも、
なかなか不測の事態には
冷静な判断ができなくなります。

だからこそ、いち早く
症状と病気の見極めが
大切になるのです。

まとめ

日本の夏の暑さは
他国の暑い地域に済む人々でさえ
「耐えられない」と言い切ってしまうほどです。

常に暑さとの共存をしている彼らでさえ
日本の暑さを異常と呼ぶのですから、

四季があり温度の変化を楽しむ私達は
さらに環境の変化に対応し
対策を取らなければいけません。

もしあなたの近くに高齢の人がいて、
意識を失って倒れている場面に遭遇したら
ドロップハンド法をぜひ活用して
その人の窮地を救ってあげてくださいね。

まだまだ暑さは続きます。
みなさんも夏バテや熱中症、夏の脳梗塞には
十分にお気をつけください。

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