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子育てで左利き矯正でお悩みのママへ!幼稚園や義母込みの賢い進め方

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左利きのお子さんをお持ちのママは
右利きへの矯正で悩まれることが多いでしょう。

練習は根気が要り、
大変なことも多いのです。

そして、両祖父母の矯正への考え方が違い、
口出しや手出し、色々な押し付けが
あったりすることも大きな悩みのひとつですよね。

なるべく早い時期から練習を開始することが
望ましいとされていますが、
あまり強行に進めてしまうと、
お食事やお絵かきなどに
興味が向かなくなってしまうことがあります。

幼稚園に上がる前に
完全に矯正が終わっているお子さんは稀です。

焦らず上手に周りの人の協力も得ながら
無理なく進めていく必要があります。


今回は、私が息子の左利きを矯正した経験からの
アドバイスをご紹介いたします。

スプーンは両手に持たせてあげるとよい!

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私の息子も左利きでした。

食事をする時、
自分でスプーンを持つようになった直後から
左手の方を多く使っていました。

右手にスプーンを渡しても、
左手に持ちかえることが多く、
私の母も左利きでしたので、
これはおばあちゃんからの遺伝で、
左利きかなと思っていました。

ようやく自分でスプーンを使い始めるころは、
まだまだ手づかみが中心であったり、
時々スプーンを使って食べたりする、
と言う感じの時期なので、

右手にこだわるよりも、
『手づかみを卒業させることの方が大切だな』
と私は考えました。

しかし義母は、
私の母が左利きだと言うことを当然知っていたので
内孫のうちの息子が、
それを受け継ぐことが嫌だったのでしょう。

早く右手に矯正しないと、治らなくなるわよ!
と私達夫婦に強く言って来るばかり。

その上、息子が左手に
スプーンを持っているのをみつけると、
親戚の食事会の時でも、
息子が自分で何かを食べている途中でも
すぐさま右手に持ちかえをさせては、
イヤイヤをされていました。

すると、私が息子の食事の進度やタイミングを見て、
左手から右手にスプーンの持ちかえをさせても、
イヤイヤをするようになってしまいました。

ようやく自分でスプーンを使い始めたのに、
これでは困ると思ったので
少し様子を見る事にしました。

自分で食べようとする時は
やはり左手でスプーンを持つ息子。

でも当然、自分だけでは
まだ全てを食べることは出来ないので、
横から私がスプーンで息子の口に食べ物を運んで
食事をすすめていきます。

私は息子の口にスプーンを運ぶ前に、ふと、
私が食べ物をすくった状態のスプーンを
息子の右手に持たせてみてはどうだろう?

と考え試してました。

自分の左手のスプーンでは
なかなかそこまで上手に
食べ物をすくいきれていないので、
右手に持たせて貰ったそのスプーンを、
息子はうれしそうにパクリ。

これは、いいかも!と思ったので、しばらくの間、
私が食べ物をすくったスプーンを右手に、
自分で食べ物をすくうスプーンは左手に、
と言う状態で食事を進めていきました。

義母にも、
スプーンを左手から右手に強制的に
持ち替えさせるのではなく、
お義母さんが食べ物をすくったスプーンを
右手に持たせてあげて下さい。

どうやらその方が、
「右手への矯正が早くできそうなのでお願いします」と。

矯正が早く出来そう、
と言う部分を強調して伝えて、
スプーンの矯正の進め方は、
統一をさせて貰うことにしました。

矯正の進め方を家族間で統一し、
根気よく右手のスプーンで食べることを練習したお陰で、
お箸は最初から右に持たせて
練習を開始することが出来ました。

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お絵かきや文字、はさみの矯正は幼稚園との連携も必要!

こうしてスプーン、お箸は右手への矯正が
どうにかスムーズに出来た息子でしたが、
お絵かき、文字、はさみは、少し手こずりました。

というのも、幼稚園との連携がうまく取れておらず、
入園した年の夏のプールのお絵かきをする時に、
事件発生!

これは私の反省点でもあるので、
左利きを矯正しようと考えているママさんにも
お伝えします。

幼稚園に上がる前までは、
クレヨンも両手で持たせ、
徐々に右手を中心に絵を描かせていました。

幼稚園の担任の先生には、
左利きから右利きに矯正をしている最中であることを
伝えてはいました。

スプーンや箸と違い、絵や文字、はさみは、
他の園児さんと比較して、
作品の出来栄えの良し悪しが、
はっきり出やすいものです。

幼稚園のお弁当は、
右手で持つ箸やスプーンでも食べやすいように、
やはり自分でも知らず知らずに
工夫をしていたのだと思います。

そうしたことから、食べる進度や食べこぼしについて、
他の園児さん達との差がほとんどなかったので、

担任の先生は、お絵かきや文字についても、
右手である程度やりこなせると判断し、

クレヨンを右手に持たせ、
他の園児さんと変わらずに、
描かせるようにしていました。

ところが、右手で描こうとすると
力がうまく入らなかったようで、
幼稚園での日々のちょっとしたお絵かきや
塗り絵のようなものも、はみ出したり、
自分の思うようには仕上げられず、

他の園児さんよりも自分は下手で、
とても辛かったようなのですが、
本人はそれをうまく説明できないままでした。

参観日用に教室に初めて展示するプールの絵を
「描きたくない」と言って、泣き出し
絵を描かない日が続き、
面談をすることになりました。

みんなよりも下手で、時間が掛かるし、
お絵かきは普段からはみ出してばかり。

隣の女の子にも、はみ出さないで描きなよ
と言われたけど、ゆっくりがんばっても、
やっぱりはみ出しちゃった。

右手で描くとどうしてもそうなっちゃうから、
左手で描きたい。

息子のこの気持ちにたどり着くまでに、
随分時間が掛かってしまい
本当にかわいそうなことをしたな、
と今は思います。

結果、スプーンと箸は右手なのですが、
絵、文字は左手です。

はさみについては、
幼稚園で用意されているはさみは全て右手用で、
小学校でも左手用の準備があるところは少ない、
とのことでした。

息子のペースで、
右手への矯正を進めて下さるようにお願いし、
はさみは時間をかけて右手に矯正をしました。

まとめ

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家族間で矯正の進め方を統一することは
とても重要です。

お子さんそれぞれで個性もあることから、
矯正するかどうかについて、
どの選択が一番正しいかとは言い切りません。

しかし、矯正を進めるのであれば、
家族間での対応のギャップは
無いに越したことはありません。

ぜひそのことについて、お子さんの為にも、
うまく話し合って対応を進めて下さい。

また、私がしくじったポイントでもあるのですが、
幼稚園との連携もとても重要です。

完全に右手に矯正することを希望するのか、
或いは、本人の様子を見て、
無理があるようであれば
矯正しないとするのか。

色々な選択肢も含めて相談をしながら
時間をかけて進めて行きたいかどうか等々

入園前に、ご意向が決まっているようであれば、
幼稚園側に伝えておき、

お子さんに負担が行ってしまう前に
相談が出来るよう、都度都度
様子を教えて貰えるようにしておくことを
おすすめします。

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