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子育てのイライラで怒鳴ると将来子供も怒鳴る人に!?怒鳴らない方法!

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子供が言うことを聞かないときに
ついつい大声で怒鳴ってしまう…。

自分でも分かっているけどやめられない。

でも本当は怒鳴らないでいたいと
思っているものですよね。

日頃から怒りとストレスのメーターが
上がりすぎないように
気を付けている私の心の持ち方

そして子育てと怒鳴ることの関係について
自分の経験から学んだことを紹介いたします。

子育てでイライラして怒鳴る人と怒鳴らない人の違い

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子育ては、毎日が自分の感情との戦いと、
子供の気持ちの尊重の繰り返しです。

最初に我が家の夫婦のことから触れたいのですが、
「怒鳴る人」と「怒鳴らない人」がいるのは
どうしてなんでしょうか。

子供に対して、叱るとか怒るとかっていうのは
当たり前の日常のことで、
できないことや言うことを聞かないことに対して

「ダメだから」

「ちゃんとしないと自分のためにならないんだから」

と親として一生懸命に向き合っているつもり。

そこは怒鳴る人もそうじゃない人も
根本的に同じですよね。

我が家では
旦那さんが「怒鳴る人」
私が「怒鳴らない人」という夫婦です。

で、色々話していると、
旦那さんは「怒鳴られて育った人」
私は「怒鳴られないで育った人」なのです。

そう思うと、
やっぱり怒鳴ったり叱られた記憶が強い人は、
子育ての中で悪いことをしたら怒鳴ってしまう、
そうはしたくないけどそうしてしまうのです。

そりゃあ、そうなりますよね。
自分もそうされてきたのだから。

なにもかもが育ってきた親自身の環境のせい
とはもちろん言いきれません。

でもきっと思い出してみると、
怒鳴りやすい人は怒鳴られてきた傾向が強いのでしょう。

子育ては教科書がないのです。
自分の経験の引き出しが基本になりますからね。

我が家の旦那さんは、
怒鳴りつけてしまってから
いつもへこんでいます(笑)

なぜなら、私に怒られるからです(笑)

私は基本的に「叱る」は必要ですが
「怒鳴る」はいらない。
そう思っている方の人間です。

イラっとはしますが
子供には感情任せに
キレないようにしています。

でも子育てはめちゃくちゃ大変、
そしてどんなに可愛くてもストレスは溜まります。

旦那さんは不器用ですから、
葛藤しながらパパとしてのあり方を
考えてくれています。

子育てでイライラする自分の感情をコントロールするには

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私自身も、旦那さんを見ていても思うのですが、
「怒鳴る」というところまでいきなりいく人って
少ないものです。

子供が融通が利かないからといって
最初から大声を出して
怒鳴りつけたりはしませんよね。

そこにいくまでのストレスやイライラの積み重なりが、
結果として怒鳴るところまでいってしまったとき、
感情のコントロールが効かなくなるのです。

子どもが悪さをする
→普通に言うんだけど聞いてくれない
→子供が繰り返す
→さらに怒る

この繰り返しの頂点に
「怒鳴りつけてしまう」
というのがあるのです。

だからこそ、あとから後悔もするし、
「もう少し早く言うことを聞いてくれたらなあ」
と思う。

だとしたらこの怒りのボルテージを
怒鳴るところまで自分でいかせないようにしたい!

でもそうは思うけど、実際は毎日が戦争だし、
子供は思い通りいかないものですよね。

この怒りのボルテージを上げないようにするために
大切なポイントは、ずばり
「怒っている自分から逃げる」
ということです。

子どもを変えることは無理ですし、
怒らないなんて絶対に無理です。

ママは女神様じゃありません。
普通の人間で、完璧なんかじゃないんですよね。

なので子供が悪さをしたり
イライラさせる行動をしたときに
怒鳴ってしまわないような心の状態を
できるだけ作っていくのです。

子どもが悪さをする
→普通に言うんだけど聞いてくれない
→子供が繰り返す
→ほっておく

これを何回かに一度意識するだけで
怒りのボルテージは上がりにくくなります。

「いう事を聞くまで納得できない」
から「腹が立って仕方ない」のです。

それって実は子供というより
親自身の心の方の問題だったりします。

なので言うことを聞かないからもうほっておいてみる。
様子を見てみる。
逃げていいんです。

これはママ自身が怒りのメーターを下げるための
「放り出し戦法」です(笑)

怒鳴るくらいならちょっと放り出してみませんか。
たまに、たまにでいいんです。

怒鳴るときのイライラのループの中から、
ひょいっと抜け出してしまうのです。

単純な言い方かもしれませんが、
これはおススメの方法です。

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親がイライラしていると子供の心と感情に影響する

で、私の息子もそうなんですが、
ひたすらいう事を聞かないっていうのは、
ママに対して「安心しきっている」からこそ
好きにやれるんですよね。

自由にしていてもママが見てくれているから大丈夫
っていう安心感。

そこでちょっとほっておかれたりすると、
「あれ?ママはー?」
となるから面白いところなんです。

そして、うちのパパが長男を怒鳴りつけたとき、
子供はパパの顔をよく見ています。

一瞬固まって、目をうるうるさせて、
無言でパパを見つめています。

そして、だんだん分かってくるのです。
パパが怒りだしたとき

「もうそろそろ怒鳴られる」

というのがわかるようになるので、
最初からびくびくして肩をちいさく丸めています。

ある意味「慣れ」でもあるし
これは「ちょっとしたトラウマ」にも
なっていると思います。

だから、私はフォロー担当です。

たぶん怒鳴る人からすると
怒鳴らないでいる人に腹が立つと思うんですね。

「そんな風でいられていいね!」
「自分だってできるならそうしたいよ!」

って。

でも子供は親の表情の変化・声・感情に
ものすごく敏感です。鋭いんです。

びくびくさせて言うとおりにさせても
「怒鳴られたくないからしない」
というだけのことです。

それは結局怒られているその理由や内容が
全然伝わっていないということになります。

だから何も変わらず、
何度も同じことをやるんじゃないかと感じています。

子どもって見くびっていると
こちらがはっとさせられたりします。

「最近、ママ疲れてるの?」
「よく怒ってるね」
とかいうようになります。

よく見てるなあ、
そんな風に見せてないつもりだったのに…
と感心します。

怒鳴ることと虐待は紙一重?

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もうひとつ避けておきたいのは、
怒鳴ることが「習慣化」されてしまうことです。

かくいう私も怒鳴ったことが一度だけあるのですが、
それは子供が道路に飛び出したときです。

思い切り轢かれそうになったうえに
へらへらと笑っていたので
本気で怒りました。

この時は日頃、怒鳴ったことがない私が怒鳴ったので
子どもは驚き、本当にやばい!と感じたようで、
「はい……ごめんなさい」と泣きました。

必要である怒鳴りというものはあるのだと思いますし、
時には怒鳴らないと分かってくれない
そんな時もあります。

でも怒鳴ることが習慣化されてしまうと、
最初に言ったように
「いつか子供が親になった時、子供を怒鳴るようになる」
という可能性があるのです。

そして、時には怒鳴ってもいいのですが
そこに温度があるかないか、
考えて欲しいのです。

愛情があって温度があれば、
子どもにとってそれは虐待にはならないと思っています。

でもただ弱いものに当たっていたり、
気が済まないから怒鳴っているなら、それは
虐待と紙一重の行為かもしれないんだ」
ということです。

それが心にあるなら
我が家の旦那さんのように
へこみながら葛藤しながら、
それは子供に伝わっていきます。

現によく怒鳴るうちのパパですが、
息子はパパが本当に大好きなんです。

もしもあなたが親に怒鳴られて育ってきたとしても、
自分の姿を投影しないであげてほしい。

逆に
「自分の子供には同じ思いをさせないであげたいな」
なんて思えたらいいですよね。

怒鳴ることで傷ついているのは
子供だけじゃないんです。

そんな自分を責めて自己嫌悪になって、
ママやパパも自分を痛めつけているのですよ。

本当に大変ですよね、毎日。
大人は仕事も人間関係も家事もあるのですから。

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子育てでイライラして怒鳴りつけてても必ず反省!

これはよく怒鳴る我が家のパパと
うちの5歳の息子の会話です。

怒鳴るところまでキレているパパは、
誰にも止められません。

でもあとから気が付くんです。
「またやってしまった…ごめん」
と息子に言います。

すると息子は
「もうーパパ、大きい声出したらだめだよ!」
「怖いんだから悲しいんだから!」

とパパに思いっきり言っています。

でも、ここで私としては
息子の悪さに対しても
突っ込むことを忘れません(笑)

「まあ、パパも悪いけど
〇〇もちょっとしつこくやりすぎたでしょう?」
と。

そこで二人してごめんなさいと言い合って
仲直りしています。

見ているとなんだか小さい子供同士のようです(笑)

思い出してみるといつも二人は素直なのです。

失敗やだめなことをしても、
反省して、素直に謝る。
そして気持ちを隠さない。

それってとっても大切なことなんだなって
私は見守っていて思うんです。

親だからと意地にならないで、
時には子供のように

「ごめんなさい」

と謝ったり
そういう姿を見せることで、
怒鳴ることがあっても叱ってばかりの時があっても
子供は心を委縮させることがなく、
まっすぐに受け取ってくれたりします。

そうして、落ち着いてから
私はパパに優しくですが
ちょっとしたお説教(?)をします(笑)

「ね!怒鳴らないでくださいね?(=_=)」
という感じで。

上手く言えないんですが、
う~~っとストレスの中に入り込んでしまうと辛いです。

肩の力を抜いて、
怒鳴ってしまっても
「ごめん!」それでいいんです。

人って、思えば思うほど
シンプルな答えにたどりつくものなんじゃないでしょうか?

「ありがとう」「ごめんね」
その気持ちが一番なくしてはいけない気持ち。

子どもにもなくさないで欲しいから、
親もその気持ちを素直に持ち続けていたいですよね。

まとめ

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子育て中に叱る・怒るということは
必要不可欠なことです。


ですが、そのイライラが頂点になって
怒鳴りつけてしまった時、
その行動自体を後悔してもつらくなるばかりです。

大切なのは怒鳴ったあとのフォローで、
素直な気持ちで「ごめんね」と心を開いて
子供に言ってあげられるかどうかで
子供の受け取り方が大きく変わってくるものです。

怒鳴ることが多いからダメなママ・パパではありません。

でも、子供の将来の事を思うと、
「怒鳴らない子育て」を私はおすすめします。

そして我が家のように怒鳴ったあとのやりとりで、
絆を深くしていってもらえたらなと思います。

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