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一生つきまとうキラキラネームを改名する方法とは?

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キラキラネームというものが近年噂にもなり、
そして流行をしています。
別名DQNドキュン)ネームとも呼ばれています。

DQNネームという呼称は
2ちゃんねるなどの掲示板でできた、
いわゆるネットスラング用語です。

そういったものを取り扱う
テレビ番組の名前から作られました。

DQNという言葉自体は、
不良や軽率に法を犯すような行為を
しそうな人などがそう呼ばれます。

キラキラネームという呼び方は、
DQNネームを柔らかくオブラートにしたものです。

流行をしつつも軽蔑されているキラキラネームとは
どういうものなのか。

それに苦労している方が
改名をしたい場合はどうしたらいいのかについて、
ご紹介します。

そもそもキラキラネームとはどんな名前?

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そもそもキラキラネームとは
どういう名前が当てはまるのかについて。

大枠としては
「常識では考えられないような
当て字などを使用した名前」です。

これは客観的な概要ですが、
名前をつけられた本人が、
自己紹介を恥ずかしい・他人に呼ばれると恥ずかしい
と感じるかどうかが重要です。

有名なキラキラネームとしては
「翔馬(ぺがさす)」
「光宙(ぴかちゅう)」
「紗音瑠(しゃねる)」
「天使(えんじぇる)」
などがあります。

最早音読や訓読の枠を越えてしまっていますが、
横文字に対して無理矢理漢字を
あてたようなものがほとんどです。

中には漢字字体の意味は普通だが、
読みがへんてこなものや、
アニメのキャラクターの名前や必殺技などを
あてているものなどがあります。

付けられる理由としては、
マタニティハイによる影響やアニメの流行、
ゲームが流行りだした世代が親世代になったことにより、
1つの流行として広がっています。

キラキラネームを改名する方法は?

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前述した通りキラキラネームをつけられた本人は、
からかわれることや進学や就職の際にも、
自己紹介が上手くできず苦労をしています。

実際就職が書類選考から通らない人や、
婚約が破断になったケースもあります。

ですが、キラキラネームは改名をすることができます。

条件があり、
年齢が15歳以上であれば、手続きができるようになります。
(15歳未満の場合は親の同意が必要となります)

1.読み仮名の変更

こちらは住民票などを取り扱っている役所の窓口で、
所定の手続きを行えば変更できます。

2.名前そのものの変更

こちらは、家庭裁判所を通しての手続きとなります。

所定の書類を提出し、
無事その審議が通過すれば変更完了となります。

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キラキラネームの改名を成功させるポイントは?

読み仮名の変更は簡単ですが、
名前そのものの変更は
仮にも裁判所を通すことになります。

必要書類を提出して、
指定日に裁判所へ出向いて判決をもらう
といった至ってシンプルです。

ただし、提出する書面で重要なところが1つだけあります。
それは、「変更する理由」です。

変更理由が「裁判所からみて正当」でなければいけません。
これは戸籍法に明記されている規則です。

恥ずかしいから、嫌だからというのは
正当な理由として認められません。

ですので、
それによって日常生活にどういう支障がでているのか
具体的に書きましょう。

正当な理由として扱ってもらえやすい例としては、
「いじめや差別の対象、助長となるため」
「難読、難解であり一般常識的なものから外れている」
「同姓同名の犯罪者がいて
風評被害を受けるため」

などがあります。

改名が認められた実例は?

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15歳未満の場合は親の同意が必要となりますが、
親が同意してくれない事は多いです。

そういう親は大体
本人がどのくらい苦労しているかの理解をしていません。

ですが、そんな中でも15歳になると同時に、
自分一人で改名を成し遂げた人もいます。

インターネットが普及したことにより、
改名の方法や必要書類がダウンロードで入手できるなど、
比較的簡単に改名方法が分かるようになったからです。

過去に「難読、難解」で改名が認められた名前として、
以下のものがあります。

男性の名前「〆男、悪、ヒモ」など。
女性の名前「パロ、サン子、五三十」など。

名前として使うには、
明らかに違和感のあるものばかり
というのが分かると思います。

これらは実際に、理由が認められ改名に至った名前です。

逆に、改名理由として認められなかった例も紹介します。

一番わかりやすいのは
「読み仮名は変えず、漢字だけを変えた場合」です。

一例としての名前ですが、

読み間違えられるという理由から
藤歌(とうか)という名前を
桃歌(とうか)に変更しようとしたけれど、
間違えられることはその後も変わりがない

ということで却下となりました。

まとめ

名前は呼ばれるためにあり、
自分を知ってもらうためのものでもあり、
親から最初にもらえる形ある愛情ともいえます。

ですが、それに苦労をしている人もいるでしょう。

親が良かれと思ってつけた名前であっても、
その呼ばれ方で一生を過ごしていくのは自分自身です。

自分の生涯を台無しにしないためにも、
名前で悩んでいる方は「改名はできる」ということと、
そのポイントを知っておくといいでしょう。

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