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知らないと大損する!?ETC2.0とETCとの違いやメリットデメリット!

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車を運転する人も、しない人も
今やほとんどの人が知っている「ETC」

これは「Electronic Toll Collection System」の略で
名前の通り
有料道路を利用する際に
一時停止して支払わなくても
自動で料金を収受してくれるシステムです。

このシステムのおかげで
有料道路で支払いをする手間が
大幅に省けましたね。

ETCの一般利用は2001年から開始し
2004年からだんだんと
割引サービスも増えていきました。

そして、2016年の春から
また新たな交通システムである
「ETS 2.0」が本格的に導入されました。

ですが、イマイチ「ETS 2.0」が何なのか
従来のETCと何が違うのか
よくわからないですよね。

そこで今回は、
ETS2.0について紹介いたします。

そもそもETC2.0って何?

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「ETC 2.0」は
従来のETCのシステムの質やサービスの幅が
改善されたもので
所謂 “バージョンアップしたETC” です。

ETC2.0とETCとの違いやメリットデメリットは?

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バージョンアップしたと言っても
一体なにが変わったのでしょう。

従来のETCのように
料金の自動引き落としシステムに加え
ETC 2.0は
「安全運転支援」「渋滞回避支援」「災害時支援」
などに役立つインフォメーションを流してくれます。

それぞれ、どのように役立つのか見ていきましょう。

「安全運転支援」

急カーブや、車線の合流地点など
事故が起きやすいポイントが近づくと
音声で注意を呼びかけてくれます。

その他にも
トンネルの入り口、高速道路の出口など
部分的に渋滞する箇所や積雪や霧の状況、
いつ起こるかわからない道路上の落下物や
事故車などのトラブルの情報まで
いち早く教えてくれます。

このシステムにより、
首都高速で事故発生率第一位だった
三宮橋カーブでの交通事故が6割も減りました。

予め危険ポイントを察知することで
スピードを落としたり、
周りの車に注意を向けられるので
事故を回避するのにとても有効です。

「渋滞回避支援」

渋滞していない、もしくは
渋滞距離の短いルートを教えてくれます。

カーナビやスマートフォンでも
交通状況を教えてくれますが
可能な通信区域は200㎞ほど。

ですが、ETC 2.0では
最大1000㎞の区間の情報を
知ることができるのです。

しかも、
ETC 2.0は大容量のデータ通信が可能なため
実際の渋滞の状況を
画像で確認することもできます。

「災害時支援」

地震などが発生した際に
その災害状況を知らせてくれます。

さらに、
「後方確認し、ハザードランプをつけ、
ゆっくりと左側に停車して下さい。」
などと、音声でどのような行動をとれば良いのか
教えてくれます。

これなら、パニックにならず
落ち着いた行動をとることができそうですね。

これら以外にも
ETC 2.0ならではの
新しいサービスや割引などがあります。

・ETC 2.0によるナビゲーションで
渋滞緩和に貢献したドライバーへの割引

これは、ETC 2.0が教えてくれたルートに従って
運転してくれたドライバーが割引を受けるものです。

・民間駐車場の駐車料金の支払いの自動化

・災害や事故、給油で高速道路を一度出てから再び入っても
 連続した走行とみなす

・フェリー港での車両確認の簡素化により乗船時間の短縮

今後の新しいサービスとして

・ドライブスルーやガソリンスタンドでの支払いの自動化

・高速道路の料金所で、通常速度のまま決済

様々な場面で自動決済ができるようになれば
支払いの時間や手間が短縮され
その場でおこる一時的な渋滞も避けることができますね。

便利なうえに、割引もあって
良いことづくめのようにみえるETC 2.0ですが。。。

デメリットは「ETC 2.0へ移行するのにかかる料金」です。

車載器自体や、取り付け、セットアップなど
初期費用が合計で万単位になってしまいます。

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どういう場合に買い換えた方が良いの?

現在、ETCを利用している人はもちろんですが、
ETC車載器も持っていますよね。

この車載器ですが、
ETC 2.0に対応している機種に買い替えなければ、
サービスを受けることができません。

従来のETC車載器は5000円前後で購入できますが
ETC 2.0対応の車載器は平均で2~3万円するのです。

さらに、前述したように
取り付け料金やセットアップ料金など
他にもいろいろとお金がかかります。

もし、今使っているカーナビが
ETC 2.0に対応していなかったら
様々なサービスを受けることができません。

情報サービスを受け取りたい場合は
カーナビまで買い替える必要があるのです。

少し難しい話になりますが
ETC 2.0から得られる情報提供サービスは
DSRC通信を使ってITSスポットという
1000㎞の交通情報がわかるポイントから
情報を得ます。

なので、車載器もDSRC対応機種でなければいけません。
以前から、DSRC車載器は販売されていたので
すでに持っているという人もいるでしょう。

車載器に「ETC」の他に
「DSRC」や「ITSスポット」という表記があれば
ETC 2.0に対応しています。

ですが、ここで注意しなければいけないことがあります。

2015年6月30日よりも前に購入し、
セットアップをした車載器は
再セットアップをしなければいけません。

ETC車載器やカー用品の取扱店、整備工場などで
再セットアップしてもらいましょう。
こちらも4000円ほど費用がかかります。

ここまで初期費用がかかってしまうと
なかなか簡単に移行しようとは思えないですよね。

そこで、期間限定の助成金や割引を利用しましょう。

「首都圏ETCキャンペーン」
2017年9月30日までの期間限定で
先着50,000台に10,000円の割引キャンペーンをしています。

期間限定、台数限定なので
購入を考えている人は
今がチャンスと言えます!

まとめ

まだまだ普及はしていないですが
今後は従来のETCは使用されなくなり
ETC 2.0が主流になると言われています。

車利用者にとって
やはり、事故と渋滞は避けたいもの。

ETC 2.0が普及すれば
これらの問題は緩和されるでしょう。

様々な割引制度や
渋滞回避のおかげで
ガソリンの消費量を抑えることができるなど
長い目で見ると経済的にもメリットがあります。

先着で割引キャンペーンも行ってますし、
一度検討してみてはいかがですか。

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