役立つ知識を集めたブログ

役立つ知識を集めたブログ

色々なジャンルで役に立つ知識を集めたごちゃまぜのブログ

知らないと一生痛いまま!?コーヒー飲むと頭痛がする時の原因と対処法

スポンサーリンク
 

オフィスで働いている場合は
職場にコーヒーメーカーが
設置されているところも増えてきました。

オフィスワーカーの気分転換のために
置かれていることが多いですが、
コーヒーを飲むと頭痛がする
という方もいます。

一体なぜでしょうか。

そこで今回は
コーヒーと頭痛の関係について紹介いたします。

コーヒーを飲んで頭痛がする原因は?

f:id:sawamurajin:20170621201559j:plain

コーヒーに含まれている成分と聞いて
多くの方が真っ先に思い浮かぶのは
カフェインという成分でしょう。

カフェインの作用としては
眠気覚ましやトイレが近くなるといったものが有名ですが、
実は血管を収縮させる作用もあります。

いくつかの心臓疾患には
コーヒーの摂取を控えるように
指導されるものもあるくらいです。

もちろん、健常な人がコーヒーを飲むことによって
心筋梗塞などを起こしてくることはまずありません。

そして、コーヒーと頭痛には2つの関係があります。

それは頭痛に2種類の起こり方があるためで、
1つは頭の血管が広がってしまうことによって
起こってくる偏頭痛

もう1つは
脳への血流が少なくなってしまうことによって起こる
緊張性頭痛です。

偏頭痛は神経が刺激されることによって
血管が拡張し、そこに炎症が起こることで
痛みが出てきます。

コーヒーを摂ることで血管を収縮させることにより
症状が和らいでくるケースが多いです。

これに対し緊張性頭痛は
その原因が肩こりなどの筋肉のコリと似て
筋肉が固まってしまうことによって
血管を圧迫し血流が乏しくなってしまうことによって
頭の細胞への酸素が少なくなるので痛みが出てきます。

ですので、
この状態でコーヒーを摂取してしまうと
血管が収縮してしまい酸素欠乏状態を
さらに加速させてしまいます。

肩こりがあるから緊張性頭痛だと
決めつけることはできませんが、
デスクワークをしている女性は
より可能性が高くなります。

コーヒーを飲んで頭痛がする人が知るべき対処法・予防法は?

f:id:sawamurajin:20170621201603j:plain

さて、コーヒーを飲んで頭痛がする、
あるいはひどくなる方は
緊張性頭痛の可能性があるということでした。

ここからは対処法と予防法について
お話していきます。

緊張性頭痛は肩こりや慢性的なストレスが
原因となってくるので、
まずは首や肩のストレッチを
意識的に行ってみると良いでしょう。

デスクワークでは長時間同じ姿勢になりがちなので、
コピーを取りに行ったり少し休憩するときなどに
首を回したり肩を回すようにすると良いでしょう。

また、
ストレスによって緊張性頭痛が悪化することもあるので
適度にリフレッシュをすることも良い対策となります。

頭痛そのものにストレスを感じて
悪循環に陥っているケースも少なくないですが、
その場合にはクリニックや病院を受診するのも有効です。

診断がつけられて適切な対処をしてもらえるので、
それだけで症状が軽くなっていく
患者さんもいらっしゃいます。

鎮痛薬や筋肉のコリをほぐす効果が期待できる
筋弛緩薬といった薬剤が処方されることもあります。

病院で出される鎮痛薬は
ドラッグストアで市販されている薬にも含まれている
アスピリンイブプロフェンなどの
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)というものが
主体となります。

NSAIDsは痛みの原因物質である
プロスタグランジンという物質の生成を
抑制することで痛みを軽減する効果が見込まれます。

しかし、このプロスタグランジンのある種類は
胃粘膜の保護作用もあり、
NSAIDsの用法用量を正しく守らないと
胃炎や胃潰瘍を合併してくることがあります。

この点において病院で処方される場合は
胃薬とセットで処方されることがしばしばですので、
安心です。

さらに不思議なことに、
カフェインはNSAIDsの効果を
強める働きがあることが報告されています。

カフェインが原因で頭痛が起こるのに
その治療薬の効果を高めるのは変な感じがしますが、
そのような研究結果が出ています。

不安な点があれば医師に相談しておきましょう。

自分で頭痛薬を購入する際は
以上の点に注意しましょう。

胃の症状が出て病院へ行く際には
「こんな薬を飲んでいます」と
しっかり医者に告げることが重要です。

スポンサーリンク
 

コーヒー以外にも頭痛がする飲み物があった!?

コーヒー以外にもカフェインを多く含む飲み物はあります。

例を挙げていくとお茶系統であれば
ほうじ茶やウーロン茶、
煎茶、紅茶、玉露がありますし、
他にもココアやコーラなどにも含まれています。

この中では特に玉露のカフェイン含有量が多いです。

100ml当たりではインスタントコーヒーで45mgなのに対し、
玉露は120mgとなっています。

もちろんコーヒーの種類が変われば
玉露よりはるかにカフェインの量は多くなります。

例えばエスプレッソコーヒーは
玉露の2倍以上のカフェインが入っています。

日常的に飲むものとしてはやはりお茶が多く、
カフェインの量はそれほど多くはないものの
夏などの水分摂取量が増える時期は
飲み物の量も増えるため
必然的にカフェインの量が増えてしまいます。

ウーロン茶や緑茶などは
100ml当たり20mgと少なめですが、
それでもカフェインによって睡眠障害が出てくるのが
1日あたり250mgのカフェインとなっているので、
ペットボトルを3本も飲むと夜眠れなくなってしまいます。

頭痛を起こしてくるには多くのカフェインが必要となるので、
コーヒーで頭痛が出るのであればその量を控え、
その代わりにお茶を飲むと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

コーヒーと頭痛には
密接な関係があることが
分かっていただけたことでしょう。

もしコーヒーを1日に3杯以上飲む方がいれば、
コーヒーそのものが原因となって
頭痛を起こしている恐れがあるので、
コーヒーを控えるのも有効な対処法になります。

スポンサーリンク