役立つ知識を集めたブログ

役立つ知識を集めたブログ

色々なジャンルで役に立つ知識を集めたごちゃまぜのブログ

朝食を抜くデメリットとは?小学生の子供の成長に著しい悪影響が!

スポンサーリンク
 

朝ごはん、ちゃんと食べていますか?

自分は元々朝食をとらない生活をしていたから
別に平気だよ
っていう方もいるでしょう。

じゃあ、小学生のお子さんは朝食を食べていますか?

自分はよくても、
お子さんは朝食抜きでよいのでしょうか。

子どもというのは大人と違って
語彙があまりないので、
ご飯を食べない理由を
うまく表現することができません。

特に朝ご飯は寝起きかつ
お母さんも忙しいことから
子どもが食べていなくても
急いで学校に行かせてしまう
ということがあります。

しかし、朝ご飯を抜かすのは
子どもにとってあまり良い影響を与えません。

今回はそのデメリットと、
朝ご飯を食べてもらえるような工夫について
ご紹介いたします。

小学生の子供が朝食を抜くことによりデメリットは?

f:id:sawamurajin:20170720230343j:plain

小学校は言わずもがな勉強をする場所です。

そのようなところに朝ご飯を食べないで行くと
どのようになるでしょうか。

人間の脳はブドウ糖という物質しか
栄養にすることができません。

ブドウ糖を酸素と一緒に代謝することで
エネルギーを作っていますが、

朝ご飯を抜くということは
そのエネルギー源がないということです。

朝ご飯からお昼ごはん、
晩ご飯の間の間隔はそれぞれ6時間程度で、
1日は24時間あるので、
単純に考えると1日4食必要になります。

しかし、晩ご飯と朝ご飯の間は
およそ12時間開いています。

よって、朝というのは
最もエネルギー源に乏しい時間帯です。

そのような状況で朝ご飯を抜いてしまうと
脳が元気に活動できず、
授業を受けていても集中力にかけてしまいます。

注意が散漫になれば
体育の時間などは
怪我につながってしまう可能性が
高くなってしまいます。

ここで、朝ご飯について
重要なデータを紹介しましょう。

様々な研究において、
朝ご飯を摂らない習慣のあるグループは
毎日朝ごはんを食べているグループに比べて、
テストの点数が悪かったという結果が出ています。

もちろん、親の教育が良くて
勉強をしている子どもが
朝ご飯もしっかり摂るようにしている
といった可能性はありますが、

対象となった家庭は無作為に選ばれているので、
このように特定のグループが偏ったとは考えにくく、

朝ご飯を食べるようにすることと
成績の向上には因果関係がある
ということです。

つまり、朝ご飯を摂らないというのは
小学生の成長にとって
非常によろしくないということになります。

小学生の子供が朝食を抜く理由は?

f:id:sawamurajin:20170717194309j:plain

子どもが朝ご飯を食べないことには
いくつか理由があります。

お腹が空いていない

大人でも空腹でないと
食事を摂る気にはなれませんよね。

それは子どもにとっても同じなのです。

人間は動いている時にはもちろんのこと、
ただ横になっていたり、
眠っているときにもカロリーを消費しています。

何もしていない時のカロリー消費を
基礎代謝」といいますが、
これは一般的に筋肉量に依存しています。

大人と子ども、どちらのほうが筋肉が多いかは
火を見るより明らかですね。

もちろん大人と子どもでは食べる量に差があります。

しかし、「大きくなってほしい」という思いから
晩ご飯の量を増やしてしまうと
朝ご飯もあまり食べなくなりますし、
なによりその思いは身長ではなく
体重につながってしまいます(苦笑)

ですので、晩ご飯を増やすのはやめましょう。

子供の体調

子どもの就寝時間
翌朝の体調に関係しています。

一般的に夜寝るのが遅い家庭は、
晩ご飯を食べる時間も遅いことが多いです。

寝る直前に物を食べると太ってしまう
という考えから、
夜遅くまで起きていても
空腹感を感じないように
晩ご飯を少し遅めの時間に取っているケースがあります。

そうすると睡眠の間は代謝の効率が落ちるため、
日中と比べて同じ食事量でも
空腹感の感じ方が変わってきます。

ご飯を食べた後遊びまわるのと、
横になってテレビを見ているのとでは
遊んでいたほうが数時間後に
「お腹が空いた」となりやすいですよね。

早く寝るためには
早くご飯を食べることが必要ですので、
無理のない範囲で
子どもの晩ご飯の時間を
早めると良いでしょう。

早寝早起きは子どもの成長発達にとっても
非常に良い影響を与えます。


ですので、なにかの行事で
寝るのが遅くなってしまう場合でも
成長ホルモンの分泌が増え始める22時には

寝かしつけるようにしましょう。

スポンサーリンク
 

小学生の子供に朝食をとってもらうには?

朝ご飯自体の工夫も
とても効果的です。

お仕事をなさっている方々は
よく身にしみて感じているかと思いますが、
朝は時間がないです。

眠い目をこすりながら朝ご飯の準備をして、
仕事への支度を整えて、
というのは大変ですよね。

それは子どもにとっても同じです。

朝ご飯を作ることは少ないでしょうが、
時間になると起こされて
気分が乗らないまま朝ご飯を食べるというのは
子どもながらに
「めんどくさいなぁ」と感じています。

ましてや箸を使って食べる主食、
主菜、副菜と品目の多い朝ご飯では
食べたくない、というようになりがちです。

ですので、おにぎりやトーストなど
簡単に食べられるものを
朝ご飯として食卓に並べると良いでしょう。

焼きおにぎりなどは
冷凍して保存しておくことも可能ですし、
毎日の洗い物の量も減らすことができます。

お互いに面倒くささを解消して
朝ご飯を食べてもらえるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

朝ご飯はすべての年齢の人にとって
1日のスタートダッシュとなるものです。

ぜひ子どもにも朝食を食べてもらい、
すくすくと成長していってもらいましょう!

スポンサーリンク