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猫や犬などのペットが亡くなった時の対処は?慌てる前に事前に知ろう!

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近年は人間の都合で
ペットが道端に捨てられていたりなど、
飼い主のモラルが問題となっています。

 

とても悲しい出来事ですが、
もちろんきちんと弔ってあげよう
という方もいらっしゃいます。

そこで今回は
猫や犬などのペットが亡くなった時の対応について
ご紹介していきます。

猫の遺体を安置するために必要なものは?

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ペットが自宅で亡くなった場合に安置しておくために、
まずは身体がすっぽり入るような
ダンボールや木箱を用意しておきましょう。

そのまま直接入れてしまうと後々大変になるので、
底に新聞紙やビニール袋を厚めに敷いて、
その上にドライアイスや氷、保冷剤などを
敷き詰めます。

そしてその上に使い捨てのバスタオルや
余っているペットシートを敷きます。

ドライアイスや氷を使うのは
身体の腐敗を抑えるためです。

通常生き物の免疫力は血流ありきで保たれており、
生物が亡くなった場合は
免疫力がガタッと落ちてしまいます。

すると微生物の繁殖を抑えることができずに
結果として腐敗してくるということになります。

これは特に夏に顕著で、
棺の中を低温に保つなどの対策をとらなければ
あっというまに進んでしまいます。

低温に保つことにより微生物の繁殖が抑えられ、
腐敗を遅らせることができますが、
48時間前後が限度となります。

また、動物は亡くなった直後から
筋肉が硬くなってきます。

よく刑事ドラマなどで聞く
「死後硬直」というものです。

室温などに左右されますが、
およそ死後2~3時間で身体が硬くなります。

ですので、
ダンボールなどの棺に入れるのが遅れてしまうと、
脚が伸び切った状態で納めることになってしまいます。

これを防ぐために、
脚を胸の方に折り曲げてあげると良いでしょう。

これらの準備をペットが亡くなってから始めると、
「あれもやらなきゃ」とペットとのお別れの時間を
慌ただしく過ごしてしまうことになります。

不慮の事故などは仕方ありませんが、
次第に衰弱してきたら
少しずつ準備を始めておくとよいでしょう。

猫や犬などのペットの埋葬の種類は?

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ペットの埋葬にはいくつかの種類があります。

ここでは、
火葬をする前提でお話させていただきます。

火葬をしない場合についても
後で紹介いたします。

埋葬には主に

・合同埋葬
・納骨堂納骨
・ペット霊園

があります。

合同埋葬は他のペットと一緒に火葬した後、
そのまま一緒に共同埋葬施設に
安置するものです。

これは「供養塔」とか「合同墓」と呼ばれます。

合同墓には生前のペットの名前が書かれた
卒塔婆が設置されたり、
合同慰霊祭が定期的に行われたりします。

納骨堂とは、都会など
土地が余っていないところに設置されており、
骨壷を効率的に安置するための場所です。

ペット霊園に併設されていることもあります。

コインロッカー式、棚式、個室式など
様々な形式があり、
さらに合同での納骨、
個人での納骨に分かれています。

契約は年ごとの更新や
ずっと供養してもらうものなど色々あります。

ペット霊園は一般の人間用墓地に設けられている、
ペット専用の区画に遺骨を安置するものです。

また、埋葬だけでなく、
「自然散骨」といって海や山などの
自然環境に遺骨を撒く方法もあります。

撒く場所によって
「海洋葬」とか「山葬」というように呼ばれます。

自然散骨の注意点として、
いくつかの守るべきルールがあります。

他人の私有地に無断で散骨しないことはもちろん、
肥料に良いからと農耕地や養殖池に
散骨してはいけません。

また、動物のものであっても骨ですので、
第三者が見ても骨とわからないように
細かく砕く必要があります。

さらに、
地方自治体で条例を設けている場合もあるので
事前に確認しておくことが重要です。

加えて、
遺骨をどこかへ安置することなく
自分の近くに置いておきたい場合は
「手元供養」「自宅埋葬」という手段もあります。

手元供養は大きく2つの種類に分けられます。
・納骨型
・加工型

「納骨型」とは
デザイン重視のオブジェに遺骨を納める「納骨オブジェ」
ペンダントなどに納める「メモリアルジュエリー」
といった形になります。

「加工型」とは
遺灰や遺骨から炭素を抽出して
ダイヤモンドを合成したり、
釉薬(うわぐすり)の一部として使った陶器などを
作成することができます。

自宅埋葬については
いくつか注意点があるので、
次の項で説明しましょう。

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勝手に土に埋めると犯罪に!?埋葬で注意すべきことは?

動物の遺体は法律によって
「一般廃棄物」とされています。

ですが、ゴミとして燃やしてしまうのは
あまりにもかわいそうです。

ですので、
埋葬及び供養を行いたい飼い主については
一般廃棄物対象外です。

そして、
ペットの死体を自宅で埋葬することは
基本的に法的な問題はありません。

ただし、匂いや地下水汚染の面から見ると
1~2mほどの深い穴に埋めてあげる必要があります。


近隣の水場や畑などに影響が出ないかを
考える必要があります。

さらに、土に還るには30年以上の長い年月がかかるので、
将来的に掘り起こさなくても良い場所を選びましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ペットとのお別れはつらいですが、
最後まで丁寧に弔ってあげることで
魂も浮かばれます。

ぜひ参考になさってください。

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